06/08/2026
2026年8月2日|ワークショップへようこそ
弊社工場に、スイスとアイルランドからお二人のお客様をお迎えしました。しかも、お二人ともシェフです。
予定より早く工房に到着されたため、ゆっくりお話しする時間ができました。ガイドの方の素晴らしい機転のおかげで、樺細工の歴史だけでなく、私自身についてもお話しする機会をいただきました。
会社の理念、樺細工を世界へ広めるための取り組み、そして話題は、2015年にスイス・フィーシュで開催された合気道世界大会で撮影した写真へと広がっていきました。
その中の一枚には、大会期間中に提供された食事が写っていました。トマトベースのスープ、白身魚のフライ、フライドポテト、蒸したカリフラワー、そしてライ麦パン。それをご覧になったお二人は笑顔で、「これはスイスでは本当に典型的な食事ですね」と話してくださいました。
これまで私は、樺細工そのものの美しさや職人の技を伝えることに力を注いできました。
けれども今日のワークショップを通して、自分自身が歩んできた道や経験、そして今の私を形づくってきた価値観をお話しすることにも、また別の意味があるのではないかと感じました。
工芸をきっかけに出会い、国境を越えて、それぞれの人生や文化を語り合う。
そんな温かな時間を共有できたことに、心から感謝しています。