芸術書出版アートワークス

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芸術書出版アートワークス 美術史家高橋裕子が、西洋美術史の名著を良質な翻訳と手頃な価格での刊行を目的に設立した出版社です。
ご注文やご質問は[email protected]にて承ります。

04/09/2026

速報―アートワークスの本がAmazonでも買えるようになりました! 出版を始めたとき、あるベテラン編集者から「本を作ることよりも売ることの方がずっと難しい」と言われたことがあります。全くその通りなのですが、今年はネットショップBASEでの販売そしてAmazonと、販路を拡大することができました。(高橋裕子)

21/08/2026

久しぶりの近刊の予告です。
小社の次の本はド・トルナイ著(森田義之/上月裕子訳)『西洋素描の歴史と技法』で、現在校正を進めています。著者はミケランジェロ研究で名高く、その成果はわが国でも翻訳されていますが、本書は彼の唯一の概説書。素描の通史は意外に類書がないので、原著は1943年刊ながら紹介の意義があります。

著者は1899年にハンガリーのブダペストで誕生、出生名はカーロイ・フォン・トルナイ。ドイツで美術史を学び、ドイツ風にカール・フォン・トルナイと名乗ります。その後フランスで活動してシャルル・ド・トルナイとなり、1939年のアメリカ移住後もこの綴りを用いました。1981年フィレンツェで他界。

本当に長らくお待たせしてしまいましたが、このたびようやくアートワークスの公式HPを作成いたしました。新刊・既刊情報のほか、今後は刊行予定についてもこちらで随時発信していきます。同時に、公式オンライン販売もスタートいたします。リンクは以下とな...
28/06/2026

本当に長らくお待たせしてしまいましたが、このたびようやくアートワークスの公式HPを作成いたしました。新刊・既刊情報のほか、今後は刊行予定についてもこちらで随時発信していきます。同時に、公式オンライン販売もスタートいたします。リンクは以下となります。

芸術書出版アートワークス公式HP *クリックで繋がります。
https://artworkspress.co.jp/

芸術書出版アートワークス オンライン販売
https://tollelege.base.shop

なにとぞよろしくお願い申し上げます。

有限会社アートワークスは、美術史家高橋裕子 Hiroko Takahashi (学習院大学名誉教授)が、主に英文による西洋美術史の名著を良質な翻訳と手頃な価格で刊行することを目的に設立した出版社です。このショップではアートワ...

書評専門の由緒ある週刊紙『図書新聞』にアートワークスの本が取り上げられました―11月1カ月のあいだに2冊も! 1冊目は『ルネサンス絵画の社会史』(評者は東北芸術工科大学准教授の田中宏明氏、11月1日号)、2冊目は『束の間の美術館:オールド・...
16/11/2025

書評専門の由緒ある週刊紙『図書新聞』にアートワークスの本が取り上げられました―11月1カ月のあいだに2冊も! 1冊目は『ルネサンス絵画の社会史』(評者は東北芸術工科大学准教授の田中宏明氏、11月1日号)、2冊目は『束の間の美術館:オールド・マスター絵画と美術展覧会の興隆』(評者は法政大学教授の荒川裕子氏、11月22日号)。

どちらでもこれらの本の内容と意義が的確に紹介されています。加えて、『ルネサンス絵画の社会史』については、「表紙も本書の主題を明確に表す装丁である。表紙に使われているのは誰もが知るルネサンスの名画ではなく、歓迎を表すポーズをとる商人を描いた木版画である。・・・聖俗の経験の折り重なりが絵画理解に深みを与えることが示唆されている」と、本書の内容と体裁の一致が言及されています。

また、『束の間の美術館』については、ハスケルの「一連の著作はあまりに名高いため、日本語に翻訳されたのは本書が初めてなのは意外というほかない」とあり、パトロン、美術館、展覧会など受容者に注目した美術史研究が盛んになった今日、先覚者ハスケルの著作は「必読の書と呼ぶにふさわしく、その中の1冊を・・・的確な日本語訳で、巻末に付された詳しい訳者解説とともに読むことができるのは、まさしく幸運といわねばならない」と、訳者・出版者冥利に尽きる言葉で結ばれています。(高橋裕子記)

アートワークスの書籍ご注文用メールアドレス(下記)に採用している「tolle lege」は聖アウグスティヌス『告白録』に登場するラテン語で「(手に)取りて読め」を意味しています。アウグスティヌスは子供たちの遊び声の中にこの句を聴き取ったよう...
23/04/2025

アートワークスの書籍ご注文用メールアドレス(下記)に採用している「tolle lege」は聖アウグスティヌス『告白録』に登場するラテン語で「(手に)取りて読め」を意味しています。アウグスティヌスは子供たちの遊び声の中にこの句を聴き取ったように感じて、聖書(の『使徒パウロのコリント人への手紙』)を手にして読んだのが契機となって信仰生活に入り、四大ラテン教父への第一歩を歩み始めたのでした。

アウグスティノ修道会では毎年、明日の4月24日が「tolle lege の記念日」として祝われています。

[email protected] アートワークス

【新刊刊行のお知らせ】フランシス・ハスケル著、高橋裕子訳『束の間の美術館:オールド・マスター絵画と美術展覧会の興隆』A5判、340頁、モノクロ図版53枚、定価2,750円(税込み)オックスフォード大学で長年美術史学を講じたフランシス・ハスケ...
21/04/2025

【新刊刊行のお知らせ】
フランシス・ハスケル著、高橋裕子訳
『束の間の美術館:オールド・マスター絵画と美術展覧会の興隆』
A5判、340頁、モノクロ図版53枚、定価2,750円(税込み)

オックスフォード大学で長年美術史学を講じたフランシス・ハスケル(1928~2000)は、作者よりも受容者に注目した独自の研究によって、母国イギリスだけでなく欧米全域において、20世紀後半を代表する美術史家の一人として高い評価を得ていた。著書も8冊(うち2冊は没後出版)と、決して少なくない。しかし、わが国での紹介は著しく遅れ、本書『束の間の美術館』が初めての翻訳である。

著者の没後四半世紀を経てようやく日本の読者にアクセス可能となったハスケルの著作だが、絶筆である本書には著者の生涯の関心と研究成果が凝縮されており、読者は本書を通じて、ハスケルのユニークな仕事の特質全体を感知できるかもしれない。彼の生涯と著作を紹介する「訳者解説」も理解を助けるだろう。

興味深々だったのにもろもろの仕事の遅れが災いして参加し損ねてしまった東京芸術大学でのシンポジウム「バロック・オペラとイタリア叙事詩 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品」(3月23日Z)、かえすがえすも残念ですが満員盛況の賑わいだった...
24/03/2025

興味深々だったのにもろもろの仕事の遅れが災いして参加し損ねてしまった東京芸術大学でのシンポジウム「バロック・オペラとイタリア叙事詩 ~タッソ『解放されたエルサレム』と芸術作品」(3月23日Z)、かえすがえすも残念ですが満員盛況の賑わいだったと聞いてわが事のように嬉しく思っています。

50年近く前の話ですが私が『解放されたエルサレム』を知ったのはヘンデルのオペラを通じてではなくー当時は彼のオペラの全曲盤はまだ極めて稀でしたー高階秀爾先生が大学院の英語購読ゼミの教科書に選んだ Renselaer W. Lee, UT PICTURA POESIS: The HUmanistic Theory of Painting (1967; 初版の論文は1940年) を通じてだった。第7章のすべてが16世紀末から18世紀前半にかけて描かれた《リナルドとアルミーダ》の絵画作品の分析にあてられている。内容の奥深さもあるが英語は難解で、現代の美術史家でこんな難しい文章を書き連ねる人もいるのか、と驚かされたのは今も記憶に鮮明に残っています。

この理論書の新しい日本語訳(*同一の訳者による既刊の全面的改訂新版)が美術史専門の出版社アートワークスから2021年10月に刊行されておりますので、このシンポジウムを契機に関心を深められた方がいらしたら、下記の出版社メールアドレスに直接お申込みいただければ、送料は当方負担でお送りしますので、どうかご検討ください。(広報担当:高橋達史)

レンスラー・W・リー著『ウト・ピクトゥラ・ポエシス 詩は絵のごとく/絵は詩のごとく ー人文主義絵画理論』、森田義之・篠塚二三男訳、A5判、240頁+図版、定価:本体¥1800+税

アートワークス [email protected]

お待たせしました。新刊のお報せです。マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史』(篠塚二三男・石原宏・豊泉尚美・池上公平訳、定価2600円+税)下記に直接お申込みいただければ送料は出版社が負担します。tolle-lege@artwor...
25/02/2025

お待たせしました。新刊のお報せです。
マイケル・バクサンドール『ルネサンス絵画の社会史』(篠塚二三男・石原宏・豊泉尚美・池上公平訳、定価2600円+税)
下記に直接お申込みいただければ送料は出版社が負担します。
[email protected]

アップした写真では帯の文字が読みづらそうなので以下に転記します。

フラ・アンジェリコの《聖告》やボッティチェッリの《プリマヴェーラ》など。クアトロチェント(イタリア15世紀)に描かれた名画の数々は今日も私たちの前にある。しかし、これらを生んだ「クアトロチェントの眼」と現代の私たちの眼は、果たして同じものを見ているのだろうか?
 
「社会→絵画という一方向的な決定論に陥ることなく、茶者は絵画というテクストを社会というコンテクストの中で読み解く作業をしている。社会と絵画が共有している基盤を、つまり15世紀特有の〈認識方法〉〈クアトロチェントの眼〉をさぐっているのである。美術家や公衆をとりまく社会的・文化的な状況は、絵画のなかに特徴となって現れるのであって、前者が後者を規定するのではない」(1989年版の「訳者あとがき」より)

新刊のお知らせ。『芸術家伝説―歴史学的研究の試み』 エルンスト・クリス/オットー・クルツ著、E.H.ゴンブリッチ序 大西広/越川倫明/児島薫/村上博哉訳   A5判 376ページ 定価2500円(+税)郵便番号、ご住所、お名前、ご希望の部数...
08/11/2023

新刊のお知らせ。

『芸術家伝説―歴史学的研究の試み』 エルンスト・クリス/オットー・クルツ著、E.H.ゴンブリッチ序 大西広/越川倫明/児島薫/村上博哉訳   A5判 376ページ 定価2500円(+税)

郵便番号、ご住所、お名前、ご希望の部数を明記の上で下記にご連絡いただければ振込用紙同封でお送りします(送料は小社負担)。
[email protected]

05/08/2023

永らくお待たせしてしまいました。10月刊行予定の新刊のお報せです。

芸術家伝説―歴史学的研究の試み エルンスト・クリス/オットー・クルツ著、E.H.ゴンブリッチ序 大西広/越川倫明/児島薫/村上博哉訳  A5判 376ページ 定価2500円(+税)

[帯・表の紹介文] 
英雄、魔術師、第二の神、殺人者・・・  古今の芸術家伝説を集めて読み解くスリリングな歴史研究
東西両洋を視野に収めた文化の歴史を探究する原著者たちの意向を受け継ぎ、邦訳では日本・中国の類例を多数追加している。

[帯・裏面の紹介文] 「本書の主題を一言にしていうなら、原始古代以来、人びとが芸術家というものをどのように見てきたか、人びとの心の中で芸術家の姿がどのようなイメージを結んできたか、という問いに要約できよう。その問いかけのもとに、いわば、人類の記憶の総体が呼び戻されることになるのである。」(訳者追記より)

 芸術家の人と仕事についての記述は、古くから存在する。大部の『美術家列伝』を著した16世紀イタリアのヴァザーリがしばしば「最初の美術史家」と呼ばれるように、美術史学もこうした記述から始まった。ところが、近代歴史学の発達に伴い、ヴァザーリらの芸術家伝は史料的価値を疑われて軽視されるようになる。同工異曲の逸話が繰り返し現れるので、事実の記録とは見なしがたいと考えられたのだ。しかし、本書の著者たちは発想を転換し、繰り返し現れる定型的逸話の中に、人々が芸術家一般の本質について抱いてきた普遍的イメージを探ろうとする。例えば、低い身分の子供が才能を発見され、大芸術家に成長して栄誉を得るといった話は、実際に特定の芸術家の身に起こった出来事であるというより、文化英雄としての芸術家という普遍的イメージを表していると解するのである。また、迫真の描写によって人や動物を欺いたという逸話は、神として、魔術師としての芸術家という観念を反映していると見る。そして、類似の逸話が、ギリシア起源の古代文化を受け継ぐ西洋だけでなく、東洋にも見出されることは、その源泉がフロイトの言う「若き人類の見た夢」である神話の世界にまでさかのぼることを暗示するとされる。芸術家についての定型的イメージが現実の芸術家の想像力に作用し、生き方を規定することもあるという指摘も興味深い。
著者たちは共にウィーン出身の美術史家だが、クリス(1900~57)はフロイト派の精神分析学者でもあり、他方クルツ(1908~75)は文化史研究で知られるヴァールブルク研究所(ハンブルクからロンドンへの移転後はウォーバーグ研究所)の一員で、東洋文化にも関心の深い美術文献学者だった。こうした二人の協力があって初めて生まれ得た本書の独語版原著は1934年にウィーンで刊行されたが、最初1989年にぺりかん社から刊行された邦訳は、後半生をロンドンで過ごしたクルツが増補した1979年の英語版をも参照し(アートワークス版では、英語版自体を底本とした)、さらに訳者代表の大西広が中国と日本の例を豊富に補ったものである。例えば、水墨画の大家として名高い雪舟が、寺の小坊主時代、和尚に絵を描くことを禁じられたとき、床に落ちた自分の涙で迫真的なネズミの絵を描いて和尚を驚嘆させたという周知の逸話も取り上げられている。和尚はそれ以来、雪舟の絵画への専心を許したというのだが、幼い子供のとびぬけた画才が周囲の大人を驚かせたという点だけでなく、天賦の才能の持ち主が、親や師匠などが設けた障害を乗り越えて大成するという点でも、この話は原著に取り上げられた西洋の芸術家伝説と見事に呼応するのである。 
原著者たちが目指したのは、東西両洋を視野に収めた文化の歴史を探求することだったのだから、わが国でこうした形で訳出されたことは特に意義深い。邦訳を主導し、日本・中国の芸術家伝説の章を加えた大西広は、アートワークスによる本訳書の復刊を見ることなく2021年に他界した。今は、二人の著者および本書に序文を寄せている彼らの友人ゴンブリッチとともに、泉下での談論風発を楽しんでいることだろう。(文責:高橋裕子)

住所

千早4-3/10
Toshima, Tokyo
171-0044

電話番号

+81335309353

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