31/05/2024
イベントのお知らせです。
【山の向こうからから鐡を打つ音が聞こえる】
〜鍛冶、考古学の観点から福島県浜通り地方の歴史を辿る〜
今から1,200~1,300年ほど前の奈良から平安時代、福島県浜通り地方は東日本最大の製鉄工場を有する地域でした。そこでは、太平洋岸の砂浜に堆積した砂鉄を原料とし、雑木の木炭を燃料として、鉄を生産する古代の製鉄産業が発達していました。
「鉄」という金属は、自然界にはありません。唯一あるのは、宇宙から地球に飛来する隕石(隕鉄)です。そのため「鉄」という金属を手に入れるためには、砂鉄や鉄鉱石を原料とし、木炭やコークス等を燃料して製鉄炉で鉄を作り出すことが必要となります。
一括りに「鉄」と言われているものの、「鉄」は、銑(ズク)・鋼(ハガネ)・生鉄(ナマガネ)と、大きく三つの呼び名を持つ金属であり、その性質も違います。
特に、銑(ズク)は鋳物に使われますが、そのままでは刃物用の鋼(ハガネ)として使用できません。そこで、銑を鋼に替える作業が必要になります。
この作業がどのような炉で行われたのかは、福島県下では明確ではありません。しかし、北東北地方の秋田県や青森県、岩手県北部ではその可能性がある製鉄炉が見つかっています。
飯館村でも確認こそされていませんが、大倉地区にある真野ダム建設の際に、古代の鍛冶炉や竪穴住居跡からカナハシや羽口など、製鉄関連のものが見つかっています。
この炉を復元操業し、銑から鋼を作り、出来た鋼から古代刀(蕨手刀)を製作することで、当時の営みを知る手掛かりになると考えています。 これは、かつて平安時代に存在した飯舘村の鍛冶職人を彷彿させるもので、いまだかつてない挑戦です。
そして、製鉄の歴史の解明と、刀匠 藤安将平氏のテーマである「古刀再現」に繋がっていきます。
また、学校の夏休みの時期ですので、鉄の学びや、炉に風を送る手差しふいごの体験、鍛冶体験も可能であるため、めったに味わえない貴重経験になるでしょう。
福島県浜通り地方の歴史を共有しませんか。
[開催日]
イベント:8/3,4
講演:7/20 9/15 11/16
[講師/実演]
・将平鍛刀場 刀匠 藤安将平
・古代製鉄研究所 村下 吉田秀享
[動画制作]
・avalon:hair .hair.fukushima
[企画協力]
・モノからはじまる
詳しい内容は下記をご覧下さい。
掲載しておりますQRからも観覧が可能です。
6/1(土)から予約開始となります。
・ https://yamatetsu-1.peatix.com/
・ https://youtu.be/UQvpe3itTuw?si=GYp5YPv0reuJchJ-
[問い合わせ]
山鉄実行委員会 担当:タカハシ
MAIL:[email protected]
peatix :https://yamatetsu.peatix.com 内のお問合せフォームよりご連絡をお願いします。