SKLo

SKLo SKLo, Kanazawa-shiの連絡先情報、マップ、方向、お問い合わせフォーム、営業時間、サービス、評価、写真、動画、お知らせ。

SKLOでは、アンティーク家具をはじめ、ディスプレイアイテムや小物に至るまで、幅広いアイテムをご提案しております。商業空間や宿泊施設など、さまざまな空間のコンセプトや用途に合わせ、一点一点丁寧にセレクトし、空間全体の世界観を大切にしたコーデ...
29/06/2026

SKLOでは、アンティーク家具をはじめ、ディスプレイアイテムや小物に至るまで、幅広いアイテムをご提案しております。
商業空間や宿泊施設など、さまざまな空間のコンセプトや用途に合わせ、一点一点丁寧にセレクトし、空間全体の世界観を大切にしたコーディネートをご提案いたします。

香林坊 SKLOスタッフにお声がけくださいませ。
尾張町 SKLo をご覧になりたい場合は、レストランスタッフにお声がけくださいませ。

[常設展のご案内]尾張町 SKLo は現在常設展示を行っています。アンティークの家具を中心にご覧いただく事ができます。レストラン(四知堂Kanazawa)にてスタッフにお声がけください。詳細をお知りになりたい場合は、香林坊店舗 SKLO に...
26/06/2026

[常設展のご案内]
尾張町 SKLo は現在常設展示を行っています。
アンティークの家具を中心にご覧いただく事ができます。
レストラン(四知堂Kanazawa)にてスタッフにお声がけください。詳細をお知りになりたい場合は、香林坊店舗 SKLO にお問い合わせくださいませ。

076-224-6784

「ずっと追い続けられる」画面を求めて- 今さらだけど、ここでいう「水彩」って具体的にはどういう手法なのかな。和紙で描いていた時は日本画の顔料を使っていたんですか?佐直使っていました。和紙に日本画の顔料。初期の頃は和紙に透明水彩を使っていたん...
25/01/2026

「ずっと追い続けられる」画面を求めて

- 今さらだけど、ここでいう「水彩」って具体的にはどういう手法なのかな。和紙で描いていた時は日本画の顔料を使っていたんですか?

佐直
使っていました。和紙に日本画の顔料。初期の頃は和紙に透明水彩を使っていたんですけど、発色がよくなくてやめました。今は和紙に描く時は顔彩とか、水干絵具とか、岩絵具を使っています。

- それはやっぱり日本画の延長にある手法ですよね。それとまた、今使っている水彩は違う?

佐直
似ているところもあると思う。水性絵具で、水でシャバシャバに薄めて使えるところとか。

- 日本画の素材や技法から、水彩に変わってきたのはどうしてでしょうか?

佐直
透明水彩で、水でめっちゃ薄めた色からすごく濃く溶いた色の幅で描く感覚が面白かったというか。なんだろう、あと、うーん … もともと、スケッチは透明水彩でやっていて。
日本画って、やっぱり色を作るのにも、すごく時間がかかっ
て、何をしようとしていたかわかんない(笑)。この色を塗ろうって思った時に絵具を砕いて、膠を作って、絵具を溶いて … みたいな。水彩はけっこう反射で色を塗れるところがあるので、その速さは必要だったかなって。 結局、今は下絵もなく、輪郭線だけでまず空間を埋めていって、そこに明るい色から塗っていくんですけど。ちょっとずつ、色同士の反応を楽しみながら、描いているところがあって。

- 描きながら絵が作られていくと。

佐直
そう、そうなんですよ。 この色を塗ったら雰囲気が変わったからこっちにはこの色を塗っていこうみたいな感じで。反応としてやっている感じがあって。

- 今回の作品は画面を見るとまず、鮮やかな色と形が次々に目に入ってきて、細部をよく見ていくと、絵具の滲みも見えてくる。そういう質感は意識されていますか?

塚本
滲みはネガティブではないってこと?

佐直
そう、最初は要らないかもと思っていたんですけど、何点か
作っていって、あ、これ水彩なんや、みないな引っ掛かりがある方が…、ただ、そうだと思ったくらいで、あまり意識せず、絵具の粒子がちょっと粗めだとこうなりやすかったとか、絵具の特徴もあって。元々、日本画も粒子によって表情があって、絵の要素として面白いところだなと思ったので、よいかと。 全部マットになっていなくてもということで、(滲みも)残していこうみたいな。

塚本
立体的な奥行きを感じるところの要素になってるのかもしれないね。

佐直
結局、なんですかね。物、物質が好きなので。質感は欲しい。

塚本
滲んでないところと滲んでいるところがあって、そこも意図的というか、出たところOKみたいな?

佐直
滲みばっかりの面は作らないようにしようっていうのはあるかも。 ここはこの粒子が粗めのところで表情をつけて描こう、ここはフラットになるように粒子細かめの水彩で描こう、みたいなのはあって、使い分けている。 表情が一緒になりすぎると飽きるので、やっぱり見ていて飽きない、ずっと追い続けられる、みたいなのが欲しいなと思っている。

壁と一体化させること(壁画)への興味-「水彩で大きい作品を並べたい」というお話がありましたが、例えば『ラオス報告会』や、前回の『屋外写生』の時は、和紙に描いた作品をそのままペラッとした状態のまま壁に設置されていました[*5]。今回の大作とい...
19/01/2026

壁と一体化させること(壁画)への興味

-「水彩で大きい作品を並べたい」というお話がありました
が、例えば『ラオス報告会』や、前回の『屋外写生』の時は、
和紙に描いた作品をそのままペラッとした状態のまま壁に設置
されていました[*5]。今回の大作というのは、どういう形態の作
品なんでしょうか?
佐直
水彩で画用紙に描いて、額装してます。
- 作品を額装するようになったのは最近?
佐直
この水彩を描いてる時に、いずれ壁画にできたらいいなと思っ
て。壁画、壁に直接描いたら面白そうっていうのは、ずっと
思っていて[*6]。
和紙ってやっぱり自由度が高いから、ペラペラのままだった
り、壁に貼ったりしてももつんですけど、画用紙はどうしても難
しくて。 だから壁画の原画くらいの気持ちでいるので、まあ額
装もするか!みたいな気持ちです。
塚本
額に入れることが悔しいじゃないけど、そういう気持ちが少し
ある?
佐直
ありました。それも和紙の作品については。和紙はいまだに、
額にはあんまり入れてないです。

本日より佐直 麻里子 さんによる展覧会「重なって遅くなる」 を開催いたします。ご高覧いただければ幸いです。1/15(木) - 2/1(日)営業時間11:00 - 17:00 休日Wednesday
15/01/2026

本日より
佐直 麻里子 さんによる展覧会
「重なって遅くなる」 を開催いたします。
ご高覧いただければ幸いです。

1/15(木) - 2/1(日)
営業時間
11:00 - 17:00
休日
Wednesday

「要素が重なって、ぐちゃっとある状態」- これまで、佐直さんといえば植物や人工物を描いてきた印象がある[*4]のですが、今回はグラフィック的というか、幾何学的、抽象化しているとも感じました。佐直黒部の展示の時にいっぱい描いて、「自分は何を描...
12/01/2026

「要素が重なって、ぐちゃっとある状態」

- これまで、佐直さんといえば植物や人工物を描いてきた印象がある[*4]のですが、今回はグラフィック的というか、幾何学的、抽象化しているとも感じました。

佐直
黒部の展示の時にいっぱい描いて、「自分は何を描いてるんだろう?」って考えた時に、植物個体の形というよりも、例えばその大きく平たい葉っぱと、細長い葉っぱと、枝と…っていう、その要素が重なって、ぐちゃっとある状態。その様子にフォーカスしているなと思ったので、それが植物だとわからなくてもいいかと。その「状態」が描ける方がいいと思って。形をどんどん抽象化して、丸とか楕円とか直線だけで、どこまでできるかなって。

-たしか『屋外写生』(2021)のときに、屋外で描く時に副産物的に起こる面白さ、例えば思いもよらない線ができたり、思い通りにいかないことが逆に面白い、ということを話されていたと思うんですけど、そういう感覚って今の制作にもつながっている?  

佐直
大事ではある。最初から全部、形を決め決めで描けているわけじゃなくて、結構曖昧なところがあって、描きながら足したり、消して描き直したり、ちょっとずつ変化はさせているので、そういうのは、外で描いていて、これを描いていたらこれを見つけたから、これも描こう…みたいな感覚を持っていようと。 
あと、やっぱりベースとなってるモチーフ自体は、外で見てる。 風景とか草むらとかが起点になって、最初はうにゃうにゃ描き出して、ちょっとずつその形を整理して丸にしたりとか、
直線にしたりとか、みたいなことはあるので、ベースのイメージは屋外のスケッチの時が強いと思います。 
 
- じゃあ描く時は、実際には室内で制作しているけど、外でスケッチした時の感覚を自分の中に取り込んで…みたいな感じですか?

佐直 
「なるべくあれを思い出しながら描こう」みたいな。そういうのはある。
 
- 記録として写真を撮ったりとかは?

佐直 
写真を撮ることはあるし、たまにスケッチに行ける時もある。(実際、作品には)あまり使ってはいないけど、でも何か要素として…。
今回はいろんな要素が入っている。例えば今、車のヘッドライトを描きたくて。ヘッドライトって、光を遠くに飛ばすための構造じゃないですか。その構造がめっちゃかっこよくて。
 
- へえー!ちゃんと見たことない(笑)。

佐直
あと最近、縄文土器に興味がある友人がちらほらいて、見る機会が増えていて、形と模様の関係とかを教えてもらいながら見ていたり。他にも、刺繍の要素を意識してみたり。描くものが植物だけじゃなくなってきていて、いろんな要素が入ってきている。

- やっぱりそれも、形とか、物と物との関係性?

佐直
(描く対象は)あくまでも身近なものではある。実際に体験したものというか、見たものを。

*4 佐直は金沢美術工芸大学大学院修了制作からこれまで植物を描いてきた。昨年参加した〈ARTIST’S FAIR KYOTO 2025〉のステートメントで、彼女は植物を描くことについて次のように語っている。
「ずっと植物に興味があります。季節によって変化し、愛でることも、食べることも、匂いを嗅ぐことも、編んで冠にすることもできる植物は、自分と世界をつなぐ目印の一つとなると同時に、人の手には負えない側面も持ち合わせています。制作物が自分と外側の世界との間で生まれる澱のように思え、1つの方向だけではなく、互いに影響し合い、バランスをとって成立する仮どめのような状態を、植物の形を借りて表しました。」(https://artists-fair.kyoto/2025/artists/mariko-sajiki/)
ちなみに今回、なぜ植物だったのか?という質問に対して、原点として小学生時代の話をしてくれた。当時、テレビ番組『TVチャンピオン』(1992-2006)で庭師のガーデニング対決を観て庭造りに憧れ、図鑑を見ながら庭の設計図を描いていたという。

重なって遅くなる佐直麻里子 インタビュー2025年12月某日、佐直麻里子さんにお話を伺いました。SKLoで開催される佐直さんの個展は、『ラオス報告会』(2017)、『屋外写生』(2021)に続く3回目となります。当時から現在にかけて制作の手...
09/01/2026

重なって遅くなる

佐直麻里子 インタビュー

2025年12月某日、佐直麻里子さんにお話を伺いました。
SKLoで開催される佐直さんの個展は、『ラオス報告会』(2017)、『屋外写生』(2021)に続く3回目となります。当時から現在にかけて制作の手法や表現にはどのような変化があったのか。手始めに、佐直さんから発案された本展のテーマについて聞いていきます。
 

 佐直麻里子(以下、佐直)
 SKLo gallery 塚本美樹(以下、塚本)
 聞き手・構成 若井緩奈

絵画制作における「重なり」と
重なって「遅くなる」ということ

- まず、今回の展示のテーマ『重なって遅くなる』という言葉はどこからやってきたんでしょうか?

佐直
黒部の展示 [* 1] の時に、それに向けてというわけじゃないんですけど、水彩で本格的に一つ、大きいのを作ってみようと描き出した作品があって、それを塚本さんが気に入ってくれて。
その作品を軸に、今回、展示を展開できたらいいんじゃないかというのがあって。私も、大きい作品を並べる展示をしてみたいと思っていたので、それができたらいいなあっていうふうに。

- うんうん。

佐直
で、水彩画を描いていてすごく思うのが、水彩は隠蔽力がない絵具なので …

- いんぺいりょく?

佐直
隠す力。描いた筆跡というか、のせた色がどういう手順、どういう形でのせていたのかがわかる絵具だと思っていて。
まあ、そういう「重なる」みたいな意味があったりとか。

あと、もともと紙を折り曲げたりして、ぐしゃぐしゃに重なった上に絵を描くことで、層になっているとか、その層がずれるとか、そういうことへの興味、それを見たときにグッとくるところがあって。そういう意味での重なっていく様子。

私は、絵を描いてるときとか、デッサンしている時も、物単体というよりは、物と物との関係性 - 重なっていたり、物同士の間にある空間とか隙間とか、そこに落ちる影とか、影響し合う関係みたいな - そういうところに反応する。そういうところを見ていきたいなと思っていて、そういう「重なり」という意味もあります。

塚本 
今、めっちゃわかるな[*2]。予定がいっぱい重なっていって、仕事が遅くなる…。

佐直
そういうことです。データが重なって増えていくと、動作が遅くなるじゃないですか。
 
-あー、 「遅くなる」はそういう意味なんだ。

佐直
ニュアンスとしてはそういうこと。描いている絵がどんどん重なっていって、重なっていって、遅く、重くなる。みたいな感覚だなって思ったんですよ。 というのも、なんかこう、絵を描いていて、ひとつの画面にあまりにも時間が吸い取られている…。一体この画面の中にどれぐらいの時間が詰まっているんだろうっていう感覚があって。

塚本 
面白い面白い。

佐直
自分の生きている軸よりもすごく長い時間がここに詰まっている感覚。なのでその、どんどんデータが重なって、遅くなっていく…みたいな。もう、現実世界とずれているのは、いいのかなと。
 
- うんうん。

佐直 
それによって、その絵を見てもらったときに見つけられるものがすごく多かったりとか、ずっと見ていられるみたいな状態になるのはいいなと思って。そういう、今の私が持っている時間軸とは違う遅さ[*3]で作品が存在していて欲しいという気持ちもあり、「遅くなる」という言葉に着地しました。

*1〈黒部市美術館開館30周年記念展 たねをとばす〉黒部市美術館(2024)

*2 塚本はこのインタビュー以前にも佐直からテーマについて話を聞いていた。「遅くなる」の意味について、この時に初めて腑に落ちた様子。

*3 インタビュー後の雑談では「時間軸が異なる遅さ」について、佐直から映画『インターステラー』(2014) 、塚本からサグラダ・ファミリアが話題に上がった。

.1月15日(木)〜2月1日(日)佐直麻里子重なって重くなる overlapping and slow down約4年ぶりの佐直麻里子さんの個展を開催いたします。ぜひご高覧ください。
30/12/2025

.
1月15日(木)〜2月1日(日)

佐直麻里子
重なって重くなる overlapping and slow down

約4年ぶりの佐直麻里子さんの個展を開催いたします。
ぜひご高覧ください。

住所

Kanazawa-shi, Ishikawa

電話番号

076-224-6785

アラート

SKLoがニュースとプロモを投稿した時に最初に知って当社にメールを送信する最初の人になりましょう。あなたのメールアドレスはその他の目的には使用されず、いつでもサブスクリプションを解除することができます。

ショートカット

共有する