シオンピアノ工房

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シオンピアノ工房 埼玉県春日部市にある、ピアノの調律・修理・販売を手がけるシオンピア?

03/07/2026

S700
新しくハンマー付け後、ファイリングして本体に納めて音を出したものです。もちろん未整調、未整音状態ですら、
(写真と同時にアップできなかったので、別で上げました)

S700はハンマー付けへ。今回、ハンマー選びに苦労しました。ハンマーは低音と中音-高音部に分けられ、ハンマーの全長と幅を測り、フェルト厚を見ながら選びます。S700は全長短め、幅が低中と違い、特別に作られたハンマーの様で、それに近いものを選...
03/07/2026

S700はハンマー付けへ。

今回、ハンマー選びに苦労しました。
ハンマーは低音と中音-高音部に分けられ、ハンマーの全長と幅を測り、フェルト厚を見ながら選びます。S700は全長短め、幅が低中と違い、特別に作られたハンマーの様で、それに近いものを選ぶしかありませんでした。結局、レンナーのスタインウェイフルコン用のハンマーを選び、オリジナルよりやや大きいものになりました。

まず図面を引いて、オリジナルの寸法と状態を把握。
もっと良い設定にできないか?
ハンマーの植え込み、弦とシャンク、ハンマーと弦のそれぞれの関係を見ながら、オリジナルの打弦位置を変えずに、物理的に理想に近いそれぞれの最適解を割り出すのに苦労しました。

決まるとハンマー穴あけ、ハンマーサイド加工、そしてハンマー接着、ウッド加工。ハンマー付けは手作業な為、どうしてもわずかな誤差が出ます。最適解に近いところが現実です。

ハンマー前後位置以外全て変更しているので、打弦点がずれていないか、本体に入れて音を出すまでドキドキしますが、全域に渡りズレなし(事前に弦に印)で一安心。

今回、かなり勉強になりました。
この世界は、
慣例と感覚(勘) > 理屈
慣例と感覚(勘) = 理屈
ですが、時に
慣例と感覚(勘) < 理屈もあるんだなと。

ハンマー付けが終わり、この先は整調に入っていきます。

S700アクション部ウィッペン。今回新しい取り組みをします。ピアノアクションのフレンジは、主に木製およびブッシングクロス。スタインウェイ、ヤマハ、数多くのメーカーがそうです。カワイは木製部がABC樹脂、プラスチックにブッシングクロス。NYス...
15/06/2026

S700
アクション部ウィッペン。
今回新しい取り組みをします。
ピアノアクションのフレンジは、主に木製およびブッシングクロス。
スタインウェイ、ヤマハ、数多くのメーカーがそうです。カワイは木製部がABC樹脂、プラスチックにブッシングクロス。NYスタインウェイは木製フレンジにブッシングクロスではなくテフロン使用のものが使わるた時代もありました(現在は廃止)。

今回、この木製フレンジ、ブッシングクロスの素材の変容を行い、部品の更なる安定を狙います。
変容とセンターピン交換を行い、理屈上はスティックは今後起きない、またはかなり起こる確率が低い(はず)。

またウィッペンヒールクロスも、キャプスタン頭の圧着からのクロス凹みがすぐに出ないよう、またキャプスタンとの摩擦係数を減らす取り組みをします。

とはいえ、どちらにしても経年経過観察が必要なので見守っていきます。
うまくいけばかなり画期的。

うちはただオーバーホールするのではなく、絶えず研究し進化系オーバーホール、メーカー新品時よりも良くすることを目指します。

S700、ペダル関連終えて、筬、鍵盤部位が終わりました。筬は、ピン磨きは必要ないため軽く洗浄、各ネジ増し締め。フロントパンチングクロス交換。鍵盤、フロントバランス両ブッシングクロス貼り替え(カシミヤ入り)、バックチェックスキン貼り替え、黒檀...
10/06/2026

S700、
ペダル関連終えて、
筬、鍵盤部位が終わりました。
筬は、ピン磨きは必要ないため軽く洗浄、各ネジ増し締め。フロントパンチングクロス交換。

鍵盤、フロントバランス両ブッシングクロス貼り替え(カシミヤ入り)、バックチェックスキン貼り替え、黒檀黒鍵に交換、象牙白鍵の研ぎバフ、R-bit取り付け。

鍵盤部位はやることが多く、結構時間かかります。
次はアクション部、ウィッペンにとりかかります。

31/05/2026

ヤマハNo.U5 オーバーホール
スタインウェイGPタッチテイスト解説動画

31/05/2026

ヤマハNo.U5、
オーバーホール スタインウェイGPタッチテイスト

動画はこちらです。

S700は少し置いておいて、ヤマハNo.U5 昭和40年製のオーバーホールを仕上げました。弦はレスロー弦、国内巻線職人物、レンナーの黒檀黒鍵、タッチはスタインウェイGPタッチテイスト仕様。GPタッチというと、まず高速連打を思い浮かべますがそ...
31/05/2026

S700は少し置いておいて、
ヤマハNo.U5 昭和40年製のオーバーホールを仕上げました。
弦はレスロー弦、国内巻線職人物、レンナーの黒檀黒鍵、タッチはスタインウェイGPタッチテイスト仕様。

GPタッチというと、まず高速連打を思い浮かべますがそこまでは連打できません。一般のUPよりはできますが、また連打できる鍵盤運動内のエリアもスプリングなど付け加えていないので、エリアは薄いです。(全て整調技術でやっています)

鍵盤運動の半分前後の位置でもハンマーの操作性を指で感じられるようになっています。打鍵直前まで操作感があるため、特にpppが出しやすいことでGP並みの表現が可能になっています。
操作感度を上げているその派生として、連打が多少良くなっています。

スタインウェイGPのタッチは、鍵盤が下がるほど軽くなるようになっていますが、このピアノもそのようになっています。
鍵盤が下がるほど軽くなりつつ、ハンマー操作感は打鍵直前まで指が感じられるシステムです。

もちろんスタインウェイGPアクションを搭載しているわけもなく、タッチ感覚が似ているところなのでタッチテイストと表現しています。

キー重量はダウン45g.アップ23g。
一般より軽く一般より戻りが速い。手に吸い付くタッチです。

納品は6月末を予定しているので、また試弾会をやる予定です。
ご興味ある方は、ご連絡ください。

20/05/2026

S700、張弦仕上げの動画はこちら。

箱鳴りの下処理、S700の響板、ポレロ弦の明るさと伸びでフルコンに近い鳴りです。
ヤマハの明るさとスタインウェイ的響きを感じます。さすがヤマハ。素晴らしいです。

S700張弦終わりました。巻線はドイツのヘラー巻線ですが、芯線部分はステファンポレロにしています。ポレロヘラーです。ピン周りはピンプッシュはフレームより低く、巻数は3周半。スタインウェイのピン周りに近づけています。この方がピンが揺れて私は調...
20/05/2026

S700張弦終わりました。
巻線はドイツのヘラー巻線ですが、芯線部分はステファンポレロにしています。ポレロヘラーです。

ピン周りはピンプッシュはフレームより低く、巻数は3周半。スタインウェイのピン周りに近づけています。この方がピンが揺れて私は調律しやすいからです。音は関係ありません。個人的なこだわりです。(一般的なプッシュはフレームと面、3周巻きで十分です)

張弦が終わるとちょっと一安心です。
とはいえ、オーバーホールはまだまだ続きます。

S700、張弦下処理が終わりました。次高音、高音部の弦圧変更。より箱鳴りと音伸びが出るよう秘密の下処理済み。赤い弦枕フェルトは普段新調しますが、お客様からこれまでのS700の雰囲気を残して欲しいとの要望があったので、このまま使うことに。チュ...
13/05/2026

S700、張弦下処理が終わりました。
次高音、高音部の弦圧変更。
より箱鳴りと音伸びが出るよう秘密の下処理済み。
赤い弦枕フェルトは普段新調しますが、お客様からこれまでのS700の雰囲気を残して欲しいとの要望があったので、このまま使うことに。
チューニングピンを打ち込みトルク確認、これから新しい弦を張っていきます。

芯線の弦は普段はレスロー弦は使っていますが、今回は、フランスのステファン・ポレロ社の芯線を使用。ポレロはいろいろな種類の弦がありますが、うちが使用するのは、耐衝撃用メッキ処理のXMタイプ(一部タイプM含む)。
一般の弦より切れない、サビない。
音はレスローより明るく伸びる。
すごく良い弦です。ただしお高い。

私は円安になる前にほとんど揃えましたが、それでもお高かった。今回は足りなかった番手20.21を取り寄せましたが、もちろん値上がりしていました。
21番まで揃えましたから、フルコンも対応できます。

フルコンを除くヤマハ歴代最高クラスのS700にステファン・ポレロ弦でどう化けるか今から楽しみです。

住所

内牧2800/2
Kasukabe-shi, Saitama
344-0051

営業時間

月曜日 08:00 - 20:00
火曜日 08:00 - 20:00
水曜日 08:00 - 20:00
木曜日 08:00 - 20:00
金曜日 08:00 - 20:00
土曜日 08:00 - 20:00
日曜日 08:00 - 20:00

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