10/09/2026
「ワインって難しい。でも、知るとちょっと楽しい。」ワインとAIの小さな講座
9月21日から24日の間、カーヴ田中屋で「ワインとAI」の小さな講座をやります。 ワインを飲みながらAIの話をする。 そう聞くと、 「AIの使い方を教える講座なのかな」「ワイン屋がAI講座って、何をするんやろう」 と思われるかもしれません。 でも、僕自身はAIの専門家ではありません。 普段はChatGPTやClaudeを使っていますが、最新のAI情報を追いかけて、それを皆さんに教えたいわけでもありません。 僕がAIを使い始めた頃は、気になることを調べたり、音声で話したことを文章にしてもらったり、それをブログに使ったり。 そんな使い方が中心でした。 でも、ある時から使い方が少し変わりました。 「こういう資料を作りたいんだけど、自分でもどう作りたいのか分からない」 「このことを表現したいけど、うまく言葉にならない」 そんな時に、 「一緒に考えてほしい」「それに向けて、僕に質問して」 とAIに伝えてみたんです。 すると、 「誰に届けたいですか」「何を一番伝えたいですか」「どうなったら嬉しいですか」 と質問を返してくれる。 その質問に答えていくうちに、自分の中でもおぼろげだったものが、少しずつ見えてくる。 その時に、AIって面白いなと思うようになりました。 答えをもらうというよりも、自分と対話しながら、自分の答えを深めていく。 今は、そんな使い方をしています。 ワインを飲んでいる時も同じです。 例えば、 「この余韻にあるキリッとした酸味って、何の影響なんやろう」 「このワインを柔らかいと感じたけど、その柔らかいって何なんやろう」 「この味わいをフルーツに例えるとしたら、どんな表現になるんやろう」 そんな疑問が出てきます。 その疑問をAIに投げてみる。 品種のこと、産地のこと、造り手のこと。 必要であれば一次情報も確認しながら、一緒に調べていく。 すると、自分が感じていたものに対して言葉が返ってきます。 「あ、これしっくりくる」 と思うこともあれば、 「いや、僕が感じたのはちょっと違うな」 と思うこともあります。 その時に、また自分の感覚や感性に戻る。 僕は、このやり取りがすごく面白いと思っています。 AIが「正解はこれです」と決めてくれるわけではありません。 むしろ、自分の中にあった感覚を言葉にする手助けをしてくれる。 そして最後は、 自分の感覚で確かめる。 ここがすごく大事だと思っています。 今回の講座では、赤ワイン2種類、白ワイン2種類くらいを飲み比べます。 同じような味ではなく、できるだけキャラクターの違うもの。 例えば赤なら、ピノ・ノワールとカベルネ・ソーヴィニヨン。 白なら、シャルドネとグルナッシュ・ブラン。 実際飲み比べて、違いを感じやすいものを選ぼうと思っています。 まず、飲んでみる。 そして、カーヴ田中屋の「学べる定期便」で使っているチェックシートに、その時に感じたことを書いてもらいます。 味わいは濃いのか、さっぱりしているのか。 酸味はどう感じたか。 香りはどうだったか。 どちらのワインが好きだったか。 上手に書かなくても大丈夫です。 ワインの正解を書くためのシートではありません。...
9月21日から24日の間、カーヴ田中屋で「ワインとAI」の小さな講座をやります。 ワインを飲みながらAIの話を…