12/06/2026
【Mustakivi Online Store / “Our Select” スタート】
6月19日(金)より、Mustakivi Online Storeに新たなセレクトカテゴリーが加わります。
石本藤雄やMustakiviの黒川、
そして私たちに関わる人々が好きなもの、
愛用しているもの、ゆかりのあるもの。
そんなアイテムを選び、ご紹介していきます。
オープン時には、フィンランドのヴィンテージアイテムとして、
Oiva Toikka、Birger Kaipiainen、Kaj Franckの作品が並びます。
それぞれに、石本藤雄やMustakiviの歩みにつながる物語があります。
たとえば、オイバ・トイッカは石本藤雄の親友として知られる存在です。
カイ・フランクは、石本藤雄が世界旅行の途中にデンマークを訪れた際、偶然知り合った方が紹介状を書いてくれたことをきっかけに出会った人物でした。
その後も親交は続き、石本藤雄は後年、その名を冠した「カイ・フランク賞」(フィンランドデザイン界における最も権威ある賞のひとつ)を受賞しています。
また、ビルガー・カイピアイネンの《ヴィオラ》は、石本藤雄が1964年に東京・白木屋で開催された「フィンランド・デザイン展」で初めて目にし、大きな衝撃を受けた作品です。
後に本人から作品を贈られたというエピソードも残されています。
このように、一つひとつの作品の背景には、人と人との出会いや、フィンランドデザインの歴史が息づいています。
こうした作品に共通しているのは、長い年月を経てもなお、静かに人の心を動かし続けていることです。
技術が発展した現代だからこそ、純粋に人の心を動かすことを願って生み出されたものは、むしろ希少になっているのかもしれません。
Mustakivi代表の黒川も、そんなフィンランドから生まれた作品に魅了されてきた一人です。過去には、日本を代表するオイバ・トイッカ蒐集家の一人として紹介されています。
黒川自身がフィンランドで出会った風景や光、
そしてバード作品に宿る色彩や透明感に共通性を見出し、
記憶の断片を集めるように、長い時間をかけて一点一点を収集してきた過程も、現在のMustakiviにつながる歴史であり、大切にしていきたい文脈です。
石本藤雄と深い親交を持ったオイバ・トイッカ。
その作品を蒐集してきた者が、石本藤雄と同郷の愛媛にいたということにも、不思議な縁を感じています。
背景にある物語も魅力のひとつですが、まずは作品そのものの美しさや存在感を楽しんでいただければ嬉しく思います。
植物や花を暮らしに取り入れるような感覚で、日々の空間に彩りを添えてくれるアイテムをご紹介していきます。
初回はオープンを記念して、普段なかなかご覧いただけない珍しい作品も並びます。
ぜひご覧ください。