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仙台の曲線さん  にて、nakaban Exhibition 『In Modest Blue』の巡回展を開催します。東北のみなさま、よろしくお願いします!―――nakaban Exhibition 『In Modest Blue』〇会期 2...
09/06/2026

仙台の曲線さん にて、nakaban Exhibition 『In Modest Blue』の巡回展を開催します。
東北のみなさま、よろしくお願いします!

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nakaban Exhibition 『In Modest Blue』
〇会期 2026年6月11日(木)-7月9日(木)
〇時間 12:00-19:00
〇会場 曲線(宮城県仙台市青葉区八幡2-3-30)
*水曜日は定休日・その他に臨時休業有り
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画家nakabanによる作品集『In Modest Blue』(ELVIS PRESS)の刊行を記念して作品展を開催します。

旅と記憶を主題に、絵の中を旅するようにたくさんの風景を描いてきた画家nakabanさんの作品集。
架空の町“Harlowe Mere(ハーロウ・メア)”を旅しながら描き留めた112点のペインティングが収められています。
誰もいない見知らぬ町はしんと静かで、だけど懐かしくあたたかい気配が漂っています。鈍く控えめな色彩と、
柔らかいベールを纏うように描かれたモチーフたち。寡黙ながらも胸の奥をそっと揺さぶる作品世界をぜひご覧ください。

旅のはじまりは、駅ーー。
画家は、誰もいない街をさまよい歩いていきます。風のように。幽霊のように。
決定的瞬間ではない、普段着の街に出会うため。
人物は描かれていないけれど、あたたかい。知らない街なのに、懐かしい。
地図をたよりに、画家と一緒に歩いていきましょう。

——
nakaban(なかばん)
画家。1974年広島県生まれ。広島県在住。
旅と記憶を主題に絵を描く。絵画作品を中心に、印刷物の挿絵、映像作品を発表する傍ら、音楽家のトウヤマタケオと『ランテルナムジカ』を結成し、音楽と幻燈で全国を旅する。2013年には新潮社「とんぼの本」のロゴマークを制作。数多くの絵本を制作する絵本作家でもある。
https://www.nakaban.com

#曲線 #仙台

映画制作配給会社のA24より、アメリカ人映画監督でプロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーであるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の作品集がリリース。20年以上前に作者がデザイナーであるマーク・ジェイコブス(Mar...
08/06/2026

映画制作配給会社のA24より、アメリカ人映画監督でプロデューサー、脚本家、女優、ファッションデザイナーであるソフィア・コッポラ(Sofia Coppola)の作品集がリリース。

20年以上前に作者がデザイナーであるマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)と初めて出会って以来、二人は親しい友人であり、たびたびコラボレーションを重ねてきた。本書は、作者が監督を務めた2026年公開のドキュメンタリー映画『Marc by Sofia』の制作に伴い刊行された一冊であり、作者自身の視点から、ジェイコブスの人生とファッションにおける歩みをたどる。

ニューヨークの「パーソンズ美術大学(Parsons School)」在学時代から、ファッションブランド「ペリー・エリス(Perry Ellis)」在籍中に発表したグランジ・コレクション、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」での活動、自身のレーベルの立ち上げ、そして2024年のランウェイショーへ至るまでの軌跡を収録する。また、ジェイコブスと作者による対話に加え、数百点におよぶ私的な写真や、ジェイコブスのスタジオにおける制作過程の資料などを通して、その創作の背景と二人の関係性を浮かび上がらせる。

#マークジェイコブス

既にだいぶ埋まってきております。。。!トークイベント:碇雪恵&土門蘭『「話す」「書く」からはじめる“今を生きるためのプラクティス”』日程:2026年7月9日(木)時間: 19:00開場 / 19:30~スタート料金:2,500円 (500円...
08/06/2026

既にだいぶ埋まってきております。。。!

トークイベント:
碇雪恵&土門蘭『「話す」「書く」からはじめる“今を生きるためのプラクティス”』
日程:2026年7月9日(木)
時間: 19:00開場 / 19:30~スタート
料金:2,500円 (500円分のお買物券付)
登壇:碇雪恵、土門蘭
定員:30名
予約:https://onreading.jp/event/20260709/
(プロフにもリンクあり)

碇雪恵さん『そいつはほんとに敵なのか』(hayaoki books)と、土門蘭さん『ほんとうのことを書く練習』(ダイヤモンド社)は、どちらも2026年上半期を象徴するような重要な本だと思います。

土門さんは「書く」ことを、碇さんは「話す」ことを軸にされていますが、どちらの本にも通底しているのは、社会や他者とどのように対話していくか、という問いです。そして、そのためにはまず、自分自身と対話することが必要なのだと感じました。

「今」を生きていくための練習であり、実践の書でもあるこの2冊は、不安定な時代を進む私たちにとってのガイドブックのようにも思えます。

このたび、お二人をお招きしてトークイベントを開催します。ともに考え、語り合う時間になれば嬉しいです。

※6月下旬より、ON READING店頭にて、碇雪恵さんによる『そいつはほんとに敵なのか』選書フェアを開催します。こちらもあわせてお楽しみください。
協力:hayaoki books

#碇雪恵 #土門蘭 #そいつはほんとに敵なのか #ほんとうのことを書く練習

.お昼ごろ目が覚めてひらめいた。こんなのは人生でそう何度もない。「きょうは休みの日だ」という感覚をたまに持つこと。会社勤めをやめて一年ほど、わたしにもっとも欠けていたことだった。「勤務日」がなければ「休日」もない。ぽかんと空白があるのだろう...
07/06/2026

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お昼ごろ目が覚めてひらめいた。こんなのは人生でそう何度もない。「きょうは休みの日だ」という感覚をたまに持つこと。会社勤めをやめて一年ほど、わたしにもっとも欠けていたことだった。「勤務日」がなければ「休日」もない。ぽかんと空白があるのだろうと勘違いしていたら、漆喰のようにべったり広げられた連続を感じるばかりだった。自分で塗り分けなければいけなかったのに。

ーー山階基『暗いとも明るいとも』より

これまでに歌集『風にあたる』、『夜を着こなせたなら』を発表、暮らしの手ざわりと明暗を深く、かろやかに詠む歌人・山階基による初めての日記集。2024年秋から2025年春にかけての日記を収録。

睡眠と、料理。山階さんの日記にはその記述が多くて、暮らしってそうだよな、と思う。

全体に漂うムードの静かさに、ゆったりぼんやり読んでいると、ひょんなところから鋭い一文がとんでくる。言葉をあつかうひとの日記は、こんなにきれい。

#暗いとも明るいとも #山階基

「ひとりで読むにはちょっと難しい」。でも、そんな本をゆっくりじっくり、みんなで読むことで、何かつかまえられることがあるんじゃないか。そんな想いではじめた『読書会:The Practice of Reading』。第二弾は、柳宗悦『民藝とは何...
07/06/2026

「ひとりで読むにはちょっと難しい」。でも、そんな本をゆっくりじっくり、みんなで読むことで、何かつかまえられることがあるんじゃないか。そんな想いではじめた『読書会:The Practice of Reading』。

第二弾は、柳宗悦『民藝とは何か』(講談社学術文庫)を取り上げます。
ゲストには、飛騨高山で民芸店を営む、朝倉圭一さんをお招きします。相談役・指南役として、そっと補助線をひいてくれますので、安心してご参加ください。

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The Practice of Reading
『民藝とは何か/柳宗悦』(講談社学術文庫)
第一回:2026年7月8日(水)  第一篇 “なぜ民藝に心を惹かれているのか”
第二回:2026年9月10日(木)  第二篇 “民藝から何を私が守り得たか”
※二回連続で参加できる方が対象となります。該当のページを読んでご参加ください。
時間:各回 19:30~
料金:3,000円(二回分)※初回当日、現金にてお支払いください。
ゲスト:朝倉圭一さん(やわい屋) 
定員:6名
予約:https://onreading.jp/event/por2/
(プロフにもリンクあり)

#読書会 #民藝とは何か #柳宗悦 #朝倉圭一

.やきもののまち、多治見・土岐・瑞浪を舞台としたアートプロジェクト「ART in MINO 土から生える2024」の図録が完成いたしました~!やきものや粘土という窯業の枠に縛られることなく、 私たち人間の創成の源となる原初の「土」まで解釈を...
06/06/2026

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やきもののまち、多治見・土岐・瑞浪を舞台としたアートプロジェクト「ART in MINO 土から生える2024」の図録が完成いたしました~!

やきものや粘土という窯業の枠に縛られることなく、 私たち人間の創成の源となる原初の「土」まで解釈を広げ、現代アートと工芸のあわいを攪拌する本プロジェクトは、2008年の初開催の後、2024年、16年ぶりに復活して大きな話題を呼びました。採土場や古い窯場、廃工場などを会場とし、土地の歴史や風土と呼応するインスタレーションやパフォーマンスが展開されました。

本書では、3市(多治見市、土岐市、瑞浪市)6か所にわたって展示されたすべての作品の写真と解説、トークイベントやワークショップ、茶会などの記録に加え、ジャーナリストの小崎哲哉氏、作庭家の岡田憲久氏による寄稿、美術批評家の沢山遼氏と本展の監修を務める高橋綾子氏の対談などが収録されています。

参加作家:伊藤慶二、坂田和實、藤本由紀夫、 小島久弥、安藤雅信、上野雄次、内田鋼一、 森北伸、安藤正子、沓沢佐知子、桑田卓郎、 迎英里子、アオイヤマダ 他

展覧会をご覧になった方も、来られなかった方も、アートプロジェクトにご関心がある方も、お手元に是非。

昨秋に本プロジェクトの応援コメントを書かせていただいたのですが、読み返していたらなかなかいいこと言ってるな~と思ったので、ここに再掲します。改めまして、図録完成、おめでとうございます!

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「土から生える」を観に行ったのは、ちょうど1年前のこと。すこし肌寒くなってきた東濃の地を、車でめぐりながら展示を見て回った。どの作品も、置かれた空間や風景などと分かち難く結びついているものばかりで、ここでしか観られないものを観ている、と思った。特に象徴的だったのは、下石工組 旧釉薬工場の坂田和實さん。2008年の初回開催時から16年間、撤去も保存もされることなく、その場でそのままの姿で眠っていた展示が、埃を払われ、もう一度、観客の眼前にあらわれる。この「場」と「もの」との応答、流れている時間もろとも、差し出されていることに強く心を動かされた。

もうひとつ「土から生える」の特筆すべき点は、町おこし的にひらきすぎることもなく、現代アートの文脈に偏ることもなく、長い年月を重ねてきた土地の文脈を丁寧に読みこんで試みられた芸術祭であり、しかもそれが行政の予算に頼ることなくインディペンデントな形で成立していること。そのことがこの芸術祭自体にユニークな広がりを与えたと思う。
そこに人がいて、手を動かして作品が生まれ、祭りが生まれる。
「土から生える」という一見すると芸術祭らしからぬ名は、そうした、人の営みそのものを示しているのだと感じた。

意思をもって残すもの、意図せず残ってしまうもの。そのどちらもが、折り重なって地層になっていく。アーカイブという行為は過去との対話であり、本をつくるという行為は未来への手紙である。
私たちはきっとすぐに忘れてしまうから、未来の自分がいつでも思い出せるように、まだ見ぬだれかが想像できるように。本にはその力がある、と私は思う。

(黒田杏子/ON READING)
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#土から生える2024

.民藝の言う無名とは、最初から名がないという意味ではなく、使い続けられることで名が消え去ることなのだ。そして、そのように成るためには、長く関係を持ち続けることが欠かせないのだ。それは、老舗のふつうの仕事を、僕らが尊ぶことと同じ目線にたってい...
04/06/2026

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民藝の言う無名とは、最初から名がないという意味ではなく、使い続けられることで名が消え去ることなのだ。そして、そのように成るためには、長く関係を持ち続けることが欠かせないのだ。それは、老舗のふつうの仕事を、僕らが尊ぶことと同じ目線にたっている。

ーー朝倉圭一『雑考3』(かそけ舎)より

飛騨高山の工藝店「やわい屋」店主の朝倉圭一による雑文集。

今回のテーマは、“関係の美”。
柳宗悦によって名付けられた「民藝」が、今日までどのような歩みを辿ってきたのかを、柳宗理、秋岡芳夫、三宅忠一らの思想と実践を通して考察した一冊です。

晩年の柳宗理は、自身がデザインしたステンレスのボールの前に立ち止まり、「美しいね。誰がつくったの?」と言ったそうです。その場に居合わせた、ジャスパー・モリソンと深澤直人は、この言葉をある種の到達点として受け止め、それぞれに綴っています。

この印象的な場面を出発点とした本書では、民藝運動の創設者・柳宗悦、その息子でありデザイナーの柳宗理、さらに宗理と同時代を生き、半世紀前の民藝を批評したデザイナー・秋岡芳夫、そして柳宗悦と同世代で熱心な民藝運動の支持者でありながら、のちに協会を離れ独自の活動を展開した三宅忠一らを取り上げます。彼らの思想と実践をたどりながら、時代とともに変容してきた「民藝」の本質を、「関係の美」という視点から捉え直すことを試みています。

「もの」と「ひと」とのあいだにあるもの。
作り手、売り手、使い手といった、ものが渡るいくつもの手。
無名の美を発見した宗悦から遠く離れた現代の私たちが、その本質を実感するために、「老舗」と「常連」の関係性に着目した著者の視点には、扱うものは違えど販売を生業としている私としても、はっとするところがありました…。

今なら、「直観」について思いをめぐらせた『雑考1』、飛騨の忘れられた妖怪「雪入道」をとりあげた『雑考2』もそろっております!3冊合わせて是非~!

#民藝 #やわい屋 #かそけ舎

.泣きそうになるのは誰のせいでもなく時おり強い風が吹くから(加藤千恵)風に吹かれれば鳴るこの胸の鈴いつの日かぼくもさらばと言おう(松野志保)ピストルの音 いっせいにスタートをきる少女らは風よりも風(俵万智)風が鳴る ほんとうになる ビニール...
03/06/2026

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泣きそうになるのは誰のせいでもなく時おり強い風が吹くから(加藤千恵)

風に吹かれれば鳴るこの胸の鈴いつの日かぼくもさらばと言おう(松野志保)

ピストルの音 いっせいにスタートをきる少女らは風よりも風(俵万智)

風が鳴る ほんとうになる ビニール傘の半透明が見せる青空(堀静香)

風だけがある鳥籠のすずしさは八朔などを入れてみたくなる(上川涼子)

——風のうた(左右社)より

日本列島から(いろんな種類の)嵐が過ぎ去っていきましたね。
今日の名古屋は、風が雲を吹き飛ばしたような青空でした。台風一過ってよく言ったもんだと、台風が過ぎ去るたびに思います。
あなたの暮らすところは、どんなお天気でしたか。どうか、被害が出ていませんように。

台風の名残の、分厚めの風を受けながら、この本のことを考えていました。

海、月、雪、花、、、季節に沿うように刊行されてきた左右社の短歌アンソロジーシリーズも9作目。今作は「風のうた」です。
暖かな日の心地よいそよ風、嵐の日の泣きたくなるような強風、そっと背中を押してくれる追い風、何かを合図するようにびゅっと吹く風。
何かをどこかへ運んでいく力のある風は、いつもとても軽やかで、つかみどころがなくて、寄り添ってくれたりも、突き放されたりもします。
そんな気まぐれな風という存在が人と出会ったとき、無意識のうちにことばがこぼれたり、歌を歌いたくなったりするのは、とても自然なことだと思うのです。

そうやって生まれてきた、100人の歌人たちの「風のうた」。
あなたの心にも、わたしの心にも、柔らかなそよ風が吹くような、なんだかるんっと嬉しくなるような歌たちです。

𦚰田あすかさんによる美しい装丁もいつも素晴らしい「うた」シリーズ。旧作も今ならだいたいあります。揃えて並べても愛おしいです、ぜひ。

【収録歌人一覧】
我妻俊樹/阿波野巧也/石井大成/石川美南/伊藤紺/乾遥香/井上法子/上坂あゆ美/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/江戸雪/近江瞬/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/尾崎まゆみ/加藤千恵/上川涼子/川上まなみ/川野芽生/北山あさひ/工藤吉生/栗木京子/郡司和斗/小池光/小坂井大輔/小島なお/小俵鱚太/五島諭/齋藤芳生/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐々木朔/佐藤弓生/澤村斉美/嶋稟太郎/鈴木ちはね/鈴木晴香/砂崎柊/瀬口真司/高木佳子/田口綾子/田中有芽子/谷川電話/谷川由里子/俵万智/千種創一/千葉聡/津島ひたち/手塚美楽/寺井奈緒美/土井礼一郎/堂園昌彦/土岐友浩/十和田有/永井祐/永井亘/永田和宏/永田紅/ナカムラロボ/なべとびすこ/錦見映理子/野口あや子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/花山周子/馬場あき子/馬場めぐみ/早坂類/東直子/兵庫ユカ/平出奔/平岡直子/ぷくぷく/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/堀静香/本条恵/正岡豊/枡野浩一/松野志保/丸山るい/睦月都/安田茜/山崎聡子/山階基/山中千瀬/雪舟えま/横山未来子/吉川宏志/吉田隼人/吉田恭大
 (あいうえお順・敬称略、全100名)

(芦川  )

#風のうた  #左右社

.あるとき、いつものように喫茶店に入り、コップに入った水を撮影したあと、その水をじっと見ていて、なんて美しいんだろうと切実に思った。(中略)もうこれ以上に美しさの先はないような気がした。――qp『喫茶店の水』(左右社)より祝重版!再入荷しま...
02/06/2026

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あるとき、いつものように喫茶店に入り、コップに入った水を撮影したあと、その水をじっと見ていて、なんて美しいんだろうと切実に思った。(中略)もうこれ以上に美しさの先はないような気がした。

――qp『喫茶店の水』(左右社)より

祝重版!再入荷しました!

アーティスト、qpがこれまで撮り溜めた400店以上の喫茶店の「水」の写真から85枚を厳選し、エッセイを添えた、類書のないフォトエッセイ集。

透明感あふれるコップに入った水と、水を通して見るどこか懐かしい喫茶店の光景。

様々な形のコップ、テーブルに敷かれたレースや布、椅子や植物、コップの水滴、夕方の光。
なんて、静かなんだろう。この瞬間、時間がとまっているかのような。

もちろん、おそらく実際には喫茶店は近所の人やサラリーマンで大賑わいなのかもしれないけど、これを見つめてシャッターを押している著者のこころは、きっと。

注文したものが運ばれてくるのを待つ退屈な時間、気づまりな相手との会話に訪れた沈黙のあいだ、珈琲を飲み終えたあともうすこしだけここにいたくてなんとなく水をのむとき、

そんな「はざま」の時間を共に過ごす「喫茶店の水」。けれどこれほどまでに多様で豊かな美しさがここにあったとは、私は、知らなかった。

誰もが知る有名な純喫茶や、新世代の喫茶店、ふらりと立ち寄った旅先の喫茶店まで、さまざまな喫茶店の水の写真を掲載。(名古屋の名店!喫茶ボンボンの水も登場していますよ!)

きっかけの水、名前のない喫茶店、行くたびにコップが変わる喫茶店、喫茶店から生まれた恋、水と絵画などなど、人生と喫茶店にまつわる25編のエッセイもしみじみよいです。

「喫茶店の水を撮影することには、たぶん、生きることのレッスンも含まれている。」(本文より)

#喫茶店の水 #左右社

.たとえ世間では無用とされているものであったとしても、自分がおもしろさを感じているなら、そこにはきっと何かがあるということです。これは、おもしろければいいということではまったくありません。(中略)何かを言って終わりにするのではなく、何かを言...
01/06/2026

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たとえ世間では無用とされているものであったとしても、自分がおもしろさを感じているなら、そこにはきっと何かがあるということです。これは、おもしろければいいということではまったくありません。(中略)何かを言って終わりにするのではなく、何かを言うことでようやく事をはじめるということなのです。

ーー友田とん『今を生きるための赤瀬川原平=尾辻克彦』より

『「百年の孤独」の孤独を代わりに読む』『パリのガイドブックで東京の町を闊歩する』の著者、友田とんによる最新作。

友田さんって赤瀬川原平みたいなことやってますね!と、言われたことをきっかけに、あらためて1年間赤瀬川の著作と向き合い、世界と向き合う方法論について考えた一冊。今冬にZINE版を読ませていただいてからまとまるのを楽しみにしていました!

前衛芸術家として、また路上観察や辞書についての本などを残したユニークな視点の持ち主として、そして芥川賞作家、尾辻克彦として。
さまざまな活動で知られる赤瀬川ですが、共通する点は「無駄や無用なものに宿るおもしろさ」へのまなざし。けれどその作品にはどこか切実な手触りも宿っています。

本書は、赤瀬川原平/尾辻克彦名義の具体的な作品を読み解きながら、その独自の発想法に光を当て、「複製する」「ひっくり返す」「フィクション」「見立てる」の4項目に着目しながら、「内に居ながらにして」世界と関わるためのヒントをすくい上げたもの。

外に出るときに持ち歩いて読んでいたけれど、テキストと目の前の世界がどんどんリンクしていく面白さがありました。
混迷する時代にあって、この世はまるで地獄だと感じることも多々あるけれど、だからこそ、赤瀬川の(そして友田さんの)視点をインストールしておきたい。
世界を大きく変えることは難しくても、そのままの日常を面白がることは、できるのだから。

#友田とん  #赤瀬川原平

住所

千種区東山通5丁目19-2A
Nagoya-shi, Aichi
464-0807

営業時間

月曜日 12:00 - 20:00
水曜日 12:00 - 20:00
木曜日 12:00 - 20:00
金曜日 12:00 - 20:00
土曜日 12:00 - 20:00
日曜日 12:00 - 20:00

電話番号

+81527890855

ウェブサイト

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