05/05/2026
『毎年こどもの日に想うこと』
子供の日ですね。
僕はエフェクター職人、サウンドメカニックとして90年代から約30年、音楽業界や楽器業界で活動してきました。
その間におそらく何万台かは作っていて、ハンドメイド機材屋としてはまぁまぁな数なんじゃないかなと思うのですが、僕にとってはその作品たちひとつひとつが子供みたいなものでして。
全国に散らばった子供たち。
ご主人様のもとでいい仕事してくれてるかな。
ちゃんとお役に立てているかしら。
よく想いながら心をこめて作っています。
ということは。
被災もしているわけですよ。
普段あまりそういうことには触れませんが、被災された方々の身も案じつつ、燃えたり埋まったり潰されたり流されたり沈んだりしたであろう我が子にも「よく頑張ったね、ありがとうね」と手を合わせて黙祷するんですよ。
たかが機械、かもしれませんが、ね。
音は想い出や記憶に残りますし録音録画も残りますが、楽器や機材たちは形あるもの、いずれ資源に還ります。
わかってはいても、誰かに喜んでもらいたくて作り続けてきました。
だからこそ毎年この日は子供たちに想いを馳せるのです。