22/02/2023
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代官山 蔦屋書店 人文フロアでは、文学コンシェルジュ間室道子が一つのテーマにつき約40冊を選書するフェアを月替わりで開催中!その中で今回は、特におすすめの書籍を2冊ずつ、合計4冊をアシスタントの藤田がご紹介させていただきます🧑🏻🎓
【文学コンシェルジュのオールタイムベスト〈2023年3月の巻〉】
代官山 蔦屋書店文学コンシュルジュが新刊・既刊を問わず、面白い!と思った本を毎月紹介するコーナーです。何度もおすすめしたいものもあります。45のラインナップをお楽しみください。
1.『東京島』桐野夏生 新潮文庫
さえない中年女は30人の男たちと無人島に流れつき、ただ1人の女性ということで女王のような扱いを受ける。しかし、ある日魔が差した彼女のうらぎり。それを知った男たちは・・・!
2.『手のひらの京(みやこ)』綿矢りさ 新潮文庫
舞台は京都で主人公は3姉妹。おっとりとした長女は30代になって急に結婚をあせりだし、勝気な次女は遊び人の上司に悩まされ中。上の2人が「ここでどう生きていくか」を考える中、三女は誰にも内緒で東京での就職を目指しており・・・。地元も家族も愛してる、でも小さく守られたままでいいのかと煩悶する彼女に共感する人は多いはず。美しい名所を背景に、それぞれの決断が描かれる傑作です。
【春をイメージする本2023】
まだまだ寒い日が続いていますが、春の気配はもうそこまで・・・!桜、卒業、新入社員、引っ越し、青春、春樹(!)、そして「甲子園」や「誕生」など春をイメージする本を集めました。読書で春の足音を感じてみませんか?
1.『ホットミルク』デボラ・レディ 新潮社
英国に住むソフィアは、母ローズが訴え続ける体の不調に寄り添っている。「母の頭は私の頭」「母の脚は私の脚」—―。親の考えを読み、長年行動を共にしてきた若き娘。ありきたりの介護小説を想像する方もいると思いますが本書はまったく違う!母親がすがる思いで訪ねたスペインのクリニックで待っていたのは、変人ドクター!?ほかにこの医者の娘である謎めいた雰囲気の看護師、浜辺の救助小屋にいる男子学生、ソフィアが強烈にひかれていくドイツ人女性など個性的な人々が登場。異国の空気と斬新な出会いがソフィアのみならず、母ローズをも解放していくのが読みどころ。
2.『卒業』重松清 新潮文庫
死を自宅で迎えたいと退院してきた老父はかつて教師だった。教え子たちを厳しく指導した父には、彼らから年賀状も結婚式の招待所も来たことがない。一方、自分も教師になった息子のクラスには、死体に興味を持つ子供がいた。父は息子に、その子に私の死を見せてやれというが・・・。学校と家族をテーマにした衝撃的で胸と目尻が熱くなる短編集。
店頭では、上記含めすべてのブックリスト&コメントを収めた冊子を無料でお配りしています📚ご来店心よりお待ちしております。
開催期間
2月20日~3月20日ごろまで
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