28/10/2015
<阿波正藍染め加工>
古くから行われている阿波地方の天然正藍染めを今も昔ながらの手作業で守り続けている素朴な染工房にて表現しております。
正藍染めは先ずは藍草の葉を100日ほど掛けて醗酵させ、「藍玉(すくも)」という原料を作ります。
次に堅木(樫、楢など)を燃やした木灰の「灰汁(アク)」を使って自然発酵させ、水に溶けない藍を水溶性に変えて染め液を作ります。
これら藍玉と灰汁で建てる「本建て」工程を経て、藍草の葉にある「青藍」を醗酵させ、「白藍」として水に溶かし、藍甕の中で育み、そこに糸や布を入れて藍を付着させて、外に出すと酸素と結合(酸化)して、青藍に青く染まるのが正藍染めです。
一度で濃い色に染められないために「染める」「絞る」「乾かす」の工程を何度も繰り返すことで色合いを表現しております。
正藍染ならではの色は洗濯の度に藍の「アク」が抜けてより青みが冴えてきます。
これを「アクが抜ける」(あか抜ける)と言い、水洗いのたびに調和のとれていない物質が落とされて、より深みのある色が醸し出されていくのです。
色合いの経年変化も天然染料による加工の特徴としてお楽しみください。
<お取扱い上のご注意>
本藍染めを含め天然染料の製品の洗濯につきましては下記事項に十分ご注意ください。
○漂白剤は絶対に使用しないでください。
○蛍光剤入り洗剤は使用しないでください。
○乾燥機は使用しないでください。
○漬け置き洗いはおやめ下さい。
○色落ちすることがありますので、他の物と分けて洗ってください。
○通常(表にひどい汚れがない場合)は裏返してお洗濯してください。
○洗剤の原液などが直接かからないようにしてください。
○正藍染めは光で変色することがあるので、洗濯の際は陰干ししてください。
○蛍光灯等の長時間照射によっても変色することがあるので、ご注意ください。
また日常のお取り扱いにおいては下記にご留意ください。
○濡れた状態で重ねたまま長時間放置しないでください。変色の原因となります。
○着用により他の衣類等に色が付着することがありますのでご注意ください。
○摩擦により淡い色のベルトやバッグ等に色移りすることがありますのでご注意ください。
○下着等は同系色のものを着用されることをお勧めします。