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潮田登久子『マイハズバンド」 夫・島尾伸三と娘のまほ、洋館の一室で過ごした3人のにぎやかな日々と静寂が訪れる夜の部屋でひとり向き合った孤独。約40年間眠っていた写真の物語がいま紐とかれます。6x6によるBook 1、35mmによるBook ...
13/05/2026

潮田登久子『マイハズバンド」


夫・島尾伸三と娘のまほ、洋館の一室で過ごした3人のにぎやかな日々と静寂が訪れる夜の部屋でひとり向き合った孤独。
約40年間眠っていた写真の物語がいま紐とかれます。
6x6によるBook 1、35mmによるBook 2の2冊組です。
1960年に桑沢デザイン研究所に入学した潮田久子は、石元泰博、大辻清司に師事し、1963年に卒業しました。写真家の牛腸茂雄(桑
沢デザイン研究所1968年卒)や児玉房子らとはこの頃に親交を深め、刺激を与え合いながら、1975年頃から写真家としての活動を開始します。のちに夫となる、写真家の島尾伸三とは、出会うまでの数年間、大という共通の師を持つコミュニティーのなかですれ違っていたのでした。1978年に潮田と島尾は娘をもうけ、結婚します。娘のまほが産まれて間もない1979年の初め、3人は、憲政の神様といわれた尾崎行雄の旧居を移築した東京・豪徳寺の歴史的な洋館に引っ越しをします。そこは「箱のような」二階の一室。この借家では、風呂もなくトイレが共同で、初は冷蔵庫すらなかったと言います。妻になると同時に母となった潮田の、慌ただしくも充実した日々が始まります。夫の島尾は、表現者としても家庭人としても異種な人物であり、加えて、潮田と同じ狭い生活空間の中で写真を撮っていたのでした。そのような相手との記録だからこそノスタルジックでも、風刺でもないバランスを保ち、モノの背景に潜む人間のドラマを見せ、潮田作品の特徴的な冷静さがいっそう磨かれた作品といるでしょう。最初の代表作「冷蔵庫/ICE BOX」は、この時期にうまれ、また日本初のコマーシャル写真ギャラリー「ツアイト・フオト・サロン」(1978-)や、故・平木収氏、金子隆一氏(ともに写真史家)などの存在が、潮田の捉えた世界の一角に写しだされています。本書ではまほが生まれた 1978年からの約5年間で構成され、潮田の代名詞である6x6の正方形のフォーマットのBook 1、35mm
のスナップショットのBook2をセットにした、彼女の写真の原点として記憶される写真集です。

|潮田登久子『マイハズバンド』  夫・島尾伸三と娘のまほ、洋館の一室で過ごした3人のにぎやかな日々と静寂が訪れる夜の部屋でひとり向き合った孤独。約40年間眠っていた写真の物語がいま紐とかれます。6×6によるBook 1、35mmによるBoo...
13/05/2026

|潮田登久子『マイハズバンド』


夫・島尾伸三と娘のまほ、洋館の一室で過ごした3人のにぎやかな日々と静寂が訪れる夜の部屋でひとり向き合った孤独。
約40年間眠っていた写真の物語がいま紐とかれます。
6×6によるBook 1、35mmによるBook 2の2冊組です。
1960年に桑沢デザイン研究所に入学した潮田登久子は、石元泰博、大辻清司に師事し、1963年に卒業しました。写真家の牛腸茂雄(桑沢デザイン研究所1968年卒)や児玉房子らとはこの頃に親交を深め、刺激を与え合いながら、1975年頃から写真家としての活動を開始します。のちに夫となる、写真家の島尾伸三とは、出会うまでの数年間、大辻という共通の師を持つコミュニティーのなかですれ違っていたのでした。1978年に潮田と島尾は娘をもうけ、結婚します。 娘のまほが産まれて間もない1979年の初め、3人は、憲政の神様といわれた尾崎行雄の旧居を移築した東京・豪徳寺の歴史的な洋館に引っ越しをします。そこは「箱のような」二階の一室。この借家では、風呂もなくトイレが共同で、当初は冷蔵庫すらなかったと言います。妻になると同時に母となった潮田の、慌ただしくも充実した日々が始まります。夫の島尾は、表現者としても家庭人としても異種な人物であり、加えて、潮田と同じ狭い生活空間の中で写真を撮っていたのでした。そのような相手との記録だからこそノスタルジックでも、風刺でもないバランスを保ち、モノの背景に潜む人間のドラマを見せ、潮田作品の特徴的な冷静さがいっそう磨かれた作品といるでしょう。最初の代表作「冷蔵庫/ICE BOX」は、この時期にうまれ、また日本初のコマーシャル写真ギャラリー「ツアイト・フォト・サロン」(1978–)や、故・平木収氏、金子隆一氏(ともに写真史家)などの存在が、潮田の捉えた世界の一角に写しだされています。本書ではまほが生まれた1978年からの約5年間で構成され、潮田の代名詞である6×6の正方形のフォーマットのBook 1、35mmのスナップショットのBook 2をセットにした、彼女の写真の原点として記憶される写真集です。

野口里佳『父のアルバム(とくさ)』 父から生前に渡された一冊のネガファイル、2013年に父が他界した後に野口はネガを日付順に、暗室で少しずつ焼いていくことにしました。「父の写真には母と私、弟と妹、父の育てたバラ、そして時折風景が登場します。...
13/05/2026

野口里佳『父のアルバム(とくさ)』

父から生前に渡された一冊のネガファイル、2013年に父が他界した後に野口はネガを日付順に、暗室で少しずつ焼いていくことにしました。
「父の写真には母と私、弟と妹、父の育てたバラ、そして時折風景が登場します。被写体にぐんと近づいたものもあれば、遠くからそっと撮ったものもあります。背景にはあまり気を配ったりしません。でもその瞬間を撮りたかったのだな、という気持ちはよく伝わってきます。」もう戻ってこないある瞬間がネガに焼き付き、暗室の中で浮かび上がる一一野口は父の視線を追いながらプリントする時間を通じて、「人はなぜ写真を撮るのか」という当たり前のことを初めて考えたと記しています。時間の隔たりを超えて伝える、写真のもつ不思議な力。本書は、その写真を見るひとりひとりの記憶に触れ、時間の旅にいざなう力を湛えています。「父の写真は父と家族のためのとても個人的なものです。けれど私がプリントしながら味わった幸福な時間は、写真の持つ不思議な力として、誰かに伝わるのではないかと思うのです。父の視線をなぞった私の視線がどこかの誰かに伝わり、誰かを少し幸せにできるといいなと思っています。」ネガファイルは、父と母が互いを撮り合った新婚旅行の写真から始まっていました。とくさ(緑)の表紙には、その一枚が貼り込まれています。
#日本の女性写真家 #野口里佳 #写真集

|野口里佳『父のアルバム(とくさ)』  父から生前に渡された一冊のネガファイル、2013年に父が他界した後に野口はネガを日付順に、暗室で少しずつ焼いていくことにしました。「父の写真には母と私、弟と妹、父の育てたバラ、そして時折風景が登場しま...
13/05/2026

|野口里佳『父のアルバム(とくさ)』


父から生前に渡された一冊のネガファイル、2013年に父が他界した後に野口はネガを日付順に、暗室で少しずつ焼いていくことにしました。
「父の写真には母と私、弟と妹、父の育てたバラ、そして時折風景が登場します。被写体にぐんと近づいたものもあれば、遠くからそっと撮ったものもあります。背景にはあまり気を配ったりしません。でもその瞬間を撮りたかったのだな、という気持ちはよく伝わってきます。」もう戻ってこないある瞬間がネガに焼き付き、暗室の中で浮かび上がる── 野口は父の視線を追いながらプリントする時間を通じて、「人はなぜ写真を撮るのか」という当たり前のことを初めて考えたと記しています。時間の隔たりを超えて伝える、写真のもつ不思議な力。本書は、その写真を見るひとりひとりの記憶に触れ、時間の旅にいざなう力を湛えています。「父の写真は父と家族のためのとても個人的なものです。けれど私がプリントしながら味わった幸福な時間は、写真の持つ不思議な力として、誰かに伝わるのではないかと思うのです。父の視線をなぞった私の視線がどこかの誰かに伝わり、誰かを少し幸せにできるといいなと思っています。」ネガファイルは、父と母が互いを撮り合った新婚旅行の写真から始まっていました。とくさ(緑)の表紙には、その一枚が貼り込まれています。

#日本の女性写真家 #野口里佳 #写真集

|岡部桃『Momo Okabe : My Bloody Hand』  生を見続ける旅、どこかにありつつもこの掌にあるもの本書は二つの写真群により構成されており、前半は岡部自身が流産した際に集めた血液を夜な夜な顕微鏡で覗く行為を繰り返し撮影さ...
13/05/2026

|岡部桃『Momo Okabe : My Bloody Hand』


生を見続ける旅、どこかにありつつもこの掌にあるもの
本書は二つの写真群により構成されており、前半は岡部自身が流産した際に集めた血液を夜な夜な顕微鏡で覗く行為を繰り返し撮影されたイメージが続きます。
この行為は前作『イルマタル』(2020)の生殖補助医療を用い、自らの身体を介して行った妊娠・出産を「実験」のように捉えたものと通底する態度がある。顕微鏡を覗いた先に現れるイメージは、なにかの形を成そうとしているようにも、その形が崩れているようでもある。また、それらは豊かな色彩とともにあり、惑星の地表や星雲などを写した天体写真のようにも見えてきます。ここではないどこか遠くの場所を目で辿る岡部の行為を反復するようにページを捲る、こうした果てしない旅のようなイメージを抜けると、後半は岡部の子どもたちを軸にした写真が続きます。こちらの考えが及ばない不思議な生命体でありながら、それでも岡部の側に確かにいる存在として写る子供達。家族という枠組みの中でではなく、純粋に1人の他者として、とりとめのない生の一つとして子どもを見つめる視線。かれらの目には何が写っているのだろうか、そしてどこに行ってしまうのだろうか、子供や岡部の身体を写したイメージとイメージの間にたびたび現れる風景写真は、これらが旅の終着点ではなくどこまでも続くものであることを示唆するように静かに佇んでいます。

#岡部桃 #写真集 #日本の女性写真家

|尾仲浩二『Koji Onaka: MADE IN EUROPE』写真家の尾仲浩二が2004年から2025年の間に訪れた、ラトビア、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、ベルギー、ポルトガル、イギリス、ジョージアなどヨーロッパの国々で撮影し...
06/05/2026

|尾仲浩二『Koji Onaka: MADE IN EUROPE』

写真家の尾仲浩二が2004年から2025年の間に訪れた、ラトビア、スペイン、イタリア、フランス、ドイツ、ベルギー、ポルトガル、イギリス、ジョージアなどヨーロッパの国々で撮影した写真を収めた作品集です。(初版1000部)

#尾仲浩二 #写真集

| SHELF 新色トートバッグシェルフのオリジナル・トートバッグに初夏に向けた新色「Light Pink」と「Smoky Green」が加わりました。軽やかでありながらニュアンスある色味です。最大級の写真集も入ってしまう収納力、コットン1...
30/04/2026

| SHELF 新色トートバッグ

シェルフのオリジナル・トートバッグに初夏に向けた新色「Light Pink」と「Smoky Green」が加わりました。軽やかでありながらニュアンスある色味です。最大級の写真集も入ってしまう収納力、コットン100%のカジュアルな平織生地を使ったこなれた印象のトートは、気軽に持てるメインバッグとしても、必要なときに使えるエコバッグとしてもご利用いただけます。

本体: 約42x36cm 持ち手: 約68x2.5cm 素材:コットン100%

#トートバッグ #写真集

| 志賀理江子『Blind Date』 本人写真家、志賀理江子の作品集です。バンコクの街を縫うように走るバイクに乗ったカップルたちの、束の間のロマンティックな白黒の情景を写し出しています。丁寧に仕上げられた大判写真集である本書には、このシリ...
30/04/2026

| 志賀理江子『Blind Date』


本人写真家、志賀理江子の作品集です。バンコクの街を縫うように走るバイクに乗ったカップルたちの、束の間のロマンティックな白黒の情景を写し出しています。丁寧に仕上げられた大判写真集である本書には、このシリーズから12点の写真を収録しています。

#志賀理江子 #日本の女性写真家

| 川内倫子『as it is』 川内倫子が自身の出産を経て、子育ての中で出会った子どもの姿や身近な風景を撮りためて構成した写真集です。自身の子どもや家族とともに目の前の日常風景を見つめ直し、原点に立ちかえります。フランスの出版社Chose...
27/04/2026

| 川内倫子『as it is』


川内倫子が自身の出産を経て、子育ての中で出会った子どもの姿や身近な風景を撮りためて構成した写真集です。自身の子どもや家族とともに目の前の日常風景を見つめ直し、原点に立ちかえります。フランスの出版社Chose Communeとの共同制作により出版されました。

#川内倫子 #日本の女性写真家

住所

神宮前3-7/4
Shibuya-ku, Tokyo
150-0001

営業時間

月曜日 12:00 - 20:00
火曜日 12:00 - 20:00
水曜日 12:00 - 20:00
木曜日 12:00 - 20:00
金曜日 12:00 - 20:00
土曜日 12:00 - 18:00
日曜日 12:00 - 18:00

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