25/09/2026
新しく入った絵本です。ストーリー、絵、造本のどれもが素晴らしい。
『いつかまたあおうね』パット・ジトロー・ミラー[文]、スージー・リー[絵](偕成社, 2024)
主人公の子どもは会いたい人(おばあちゃんかな)と遠く離れてくらしています。
手紙を書いたり、電話をしたり、ビデオ通話をしたり、さまざまな方法で思いを伝え合いますが、直接会いたい気持ちは強くなるばかり⋯
主人公のいるこっち側と、会いたい人がいる離れた場所とを、絵本のなかにちりばめられた「穴」がつないでくれます。
切なくやさしい、宝物のような一冊です。
モノトーンを主体としながら様々なタッチで生き生きとした情景を描くのは、2022年国際アンデルセン賞・画家賞を受賞したスージー・リー。
ストーリーは、『ソフィーと ちいさな おともだち』や『みんなみんないただきます』などで、日常の大切な瞬間や家族の絆を描くパット・ジトロー・ミラーです。
絵本のページに穴を開ける仕掛けは珍しいものではありませんが、この絵本の穴にはとても大切な感情が宿っているように思えます。
https://cooobooks.stores.jp/items/6aa49abef2fc9426a5625451
先日紹介した『ねことわすれんぼのおばあちゃん』に続いて、『いつかまたあおうね』も子どもだけでなく大人の方にも自信を持っておすすめできる絵本です。