絃バス屋

絃バス屋 埼玉県所沢市のコントラバス専門店。
修理・調整、承ります。 【営業時間】
月曜日〜土曜日:9:00〜18:00 完全予約制
第2・第4木曜日:定休日
日曜日・祝日:定休日

【コントラバスのない風景】と【雑感】と『自転車に乗りながら、テルミンを演奏する』という、もう文章を見ただけで馬鹿馬鹿しさが全開の動画です。  Mezergは過去、2022年に『ない風景』に登場しましたが、その時は全く盛り上がらず、おそらく誰...
21/09/2026

【コントラバスのない風景】と【雑感】と
『自転車に乗りながら、テルミンを演奏する』という、もう文章を見ただけで馬鹿馬鹿しさが全開の動画です。
 
 Mezergは過去、2022年に『ない風景』に登場しましたが、その時は全く盛り上がらず、おそらく誰も記憶にないであろうフランスのテルミン奏者です。
 この人の演奏は、とにかく馬鹿馬鹿しいのに、不思議と格好いいという…
 …ん…あれを格好いいと言うかは、個人差があるように思えますが…
 
 この映像も最初は馬鹿馬鹿しく思えるも、じわじわと面白くなってきます。
 とにかく2分24秒が1カットで撮影されているのも興味深いです。
 最初から最後まで自転車を両手放しで運転しているのです。
 
 色々と馬鹿馬鹿しく、色々と面白い。
 そもそも『自転車のハンドルにテルミンを取り付ける』ということだけで、馬鹿馬鹿しくも面白い。
 それを両手放しで自転車を運転しながら、テルミンを演奏するのです。
 その演奏がまた…上手い。
 
 
 『面白い』の角(かど)の立ち方が、非常に良い。
 日頃、こうやってSNSで投稿をしていると『いかに面白いもの(内容)を投稿するのか』というのは、確かに重要になってきます。
 私自身は、別に有名になりたいわけでもないですし、SNSで集客を増やそうとも思っていませんし、売り上げが上がるとも考えていません。
 ただ…世の中が『面白い』と思ったことに便乗するような投稿はしませんし、視野の狭い内輪受けのような『面白い』にも否定的です。
 誰もやっていないようなもの、やっていないようなことこそが、面白い。
 
 仕事柄、いくつかの高校の吹奏楽部の(Instagramの)アカウントをフォローしているわけですが、先日の文化祭前になると、どれも同じような流行の投稿をしていて、結局、どれがどの高校の投稿なのか、わからなくなります。
 私は、そこの流行に乗って他人と同じことやって満足する面白さが、わからない。
 まぁ、我が家の高校生の(吹奏楽部に所属する)息子に言わせれば “ああいうものは、やってみたいだけで、特に本気で集客は考えていない” ということらしいですが…
 
 
 SNSの投稿というものも、やはりセンスというものが如実に表現されてしまいます。
 内容もそうですし、文章の構成、言葉遣いなど、意外と投稿者の〈センス〉や〈本気〉が読み手に見抜かれてしまう。
 
 
 とはいえ、商売をするのであれば大衆性こそが正義でしょうし、一見すると個性的、職人のこだわりを演じながら、実際のところは大衆性、多様性という枠の中で当て込むような投稿が正解といえば、正解なのでしょう。
 とはいえ…『大衆性の中にある職人のこだわり』という言葉も、なかなか強烈なインパクトがありますね。
 
 
 毎度のことながら『ある風景』『ない風景』の評価の低さは、大衆性とは正反対のところにあるものなのだろうな…と実感します。
 個人的には何の疑いもなく、面白いと盛り上がると思って紹介しているのですが…

Back on tour on https://www.mezerg.fr/Video : hood.movSon et Tec...

【雑感】 祭りのあと。 昨日は午前中はいつもの中学校の吹奏楽部へ指導へ行って、午後は、そこの2年生たちが遊びに来ました。 総勢12名。 この狭い店に…12名。  写真のように火鉢を少し移動させて、奥に椅子を配置して、手前の土間にも椅子を配置...
21/09/2026

【雑感】
 祭りのあと。
 昨日は午前中はいつもの中学校の吹奏楽部へ指導へ行って、午後は、そこの2年生たちが遊びに来ました。
 総勢12名。
 この狭い店に…12名。
 
 写真のように火鉢を少し移動させて、奥に椅子を配置して、手前の土間にも椅子を配置して…という、特別仕様。
 開業当時は友人たちが家族も一緒に集まることもあったので考案された特別仕様、それをまたやる日が来るとは…
 
 
 8月のコンクールを終えて、部活が代替わりをして2年生を中心に新体制がスタートしたわけですが、個人的には思っていた以上に不安材料が多く “これは、どうしたものかな…” と頭を悩ませることが増えていました。
 とはいえ、とりあえず子供たちだけで考えて色々とやらせてみて、少し慣れてきたところでの情報交換会。
 これが不思議なもので、学校の中で子供たちを集めてみても、本音は出てきません。
 ところが、この店に集まると “え?そんなこと考えていたの?” というような子供たちの本音が飛び出してきます。
 当然 “うん…そうか……とりあえずその件は、おっちゃんに預けてもらっても、よろしいか?” という案件も出てくるわけですが…
 
 いつの時代でもそうですが『昔の子供と現代の子供は違う』と言われますが、私の肌感覚では、それぞれ個々人の性格の違いはあるにせよ、それほど世代の違いを感じることはくて『ちゃんと中学生』『ちゃんと思春期』を歩んでいるのだな、と感じます。
 
 
 
 実は、ここ1ヶ月ほど、代替わりをしてから2年生のサウンドの響きが極端に薄くなっていたのが気になっていて、それを状況・環境の変化だと指摘されればそうなのですが、“何か、それだけではない違和感を感じる…” と思うところがあったわけで、そういう部分も、子供たちと話をすることができて、色々と見えてきました。
 
 
“たかが中学校の吹奏楽部の指導に、ここまで手間をかける必要があるのか?” と問われると、そこまでの必要は無いのかな、と思います。
 私自身、これは指導の一環という感覚ではなく、あくまで子供たちとの人間関係、信頼関係の延長線上にあるものだと認識しています。
 
 
 さて、ぼちぼちと店を片付けます。
 今回は、ちょうど良い大掃除ができました。

【雑感】“結局、火鉢に蓋をしていたのは1ヶ月ほどか…” 先日の日曜日、少し冷え込んだので火鉢を出して湯を沸かしたりしていて、今日も “火鉢に火を入れるほど冷え込んではいないが…” と、仕事を終えてから一人、焼き鳥を焼く。  ここ最近は、疲労...
16/09/2026

【雑感】
“結局、火鉢に蓋をしていたのは1ヶ月ほどか…”
 先日の日曜日、少し冷え込んだので火鉢を出して湯を沸かしたりしていて、今日も “火鉢に火を入れるほど冷え込んではいないが…” と、仕事を終えてから一人、焼き鳥を焼く。
 
 ここ最近は、疲労が溜まりに溜まっていて、上手く休む必要があるのだけど休むに休めない。
 というわけで、こうやって気分転換。
 
 
 日々、考えることは山ほどあって、『思い悩む』というほどの重たいものはないけれど、“さぁて…どうしたものか…” と思うことは多い。
 ほんと、もうこの業界は修正することも不可能なほどに大きな歪みができてしまったなぁ…と感じることも増えてきました。
 
 例えば、当店のHPやFacebookなどの記事を一斉に削除をしたとします。
 すると、おそらくインターネット上のコントラバスに関する記事、技術的なことや電気的な情報は、当店が開業する2015年の頃と同じぐらいに後退するでしょう。
 実は、それほど業界全体としては、ほとんど進歩をしていません。
 極論、インターネット黎明期から、それほど進歩をしていません。
 誰も、何もしていない。
 結局、誰もが己の欲望を満たすためだけに、この業界に身を投じている、そんなふうに感じます。
 文化形成が、成されない。
 
 
 演奏家の〈音楽〉に対する熱量と、職人たちの〈音楽〉に対する熱量が全く違う。
 全ては、そこなのだろうなぁ…と思います。

YAMAHA TUNING SCOPE BT-11 が、2台目。 写真、下が当店で日頃から使っているもので、これは日本コロムビアの備品だったという、なかなか興味深い機材。  2台目は、先日、インターネットオークションで、ジャンク品として格安...
15/09/2026

YAMAHA TUNING SCOPE BT-11 が、2台目。
 写真、下が当店で日頃から使っているもので、これは日本コロムビアの備品だったという、なかなか興味深い機材。
 
 2台目は、先日、インターネットオークションで、ジャンク品として格安で出品されていたものを購入。
 BT-11は、電源コードのプラグの形状が現代のものと規格が違って汎用性が無く、本来であれば専用のケーブルがなければ通電確認もできません。
 そこは当店では前回の時には気合と根性で、気が遠くなるほどに、この機材に合うプラグを探しに探して見つけ出したので、今回は何の不安もなく購入しました。
 
 
 さて、手元に届いて電源を入れてみると…動かない。
 ジャンク品として購入したのだから覚悟をしていたし、最悪、普段使っているものの修理の際の部品取り用として置いておこうかと思いましたが、ひとまず分解をして中を確認します。
 中を確認すると、非常にきれいな状態で目視では特に不具合は確認できません。
 元々、こういうものは、それこそ日本コロムビアではないですが、基本的にプロしか使わない業務用なので『雑に使って壊される』ということは無かったでしょう。
 
 電源を入れてしばらく経つと、ほんのりトランスの付近が温かい。
 電源は入っていて、回路に電気が流れていることは確認できます。
“これはブラウン管だからなぁ、電源を入れて放置しておけば、動き出すんじゃないの?” と電源を入れたまま30分ほど待ってみると…写真の通り動き出しました。
 一度、ブラウン管に火を入れてしまえば、あとは1台目同様、普段通りに使えます。
 
 過去に『電源を入れておけば直る』ということに否定的な意見をいただいたことがありますが、こればかりは理屈ではなく経験です。
 一般人が『なぜ自転車に乗れるのか?』と問われても、物理的に理論的に解答できないのと同じです。
 私からすれば “幼い時から、そういうものを山のように見てきたから、わかる” としか答えようがありません。
 それに、これは販売用のものではないので『電源を入れておいたら直った』というのであれば難しく考えずに、それで良いのです。
 
 
 当店では日頃から数種類のチューナーを使用して仕事をしているわけですが、BT-11の汎用性というか、取り回しは非常によく、特にコントラバスの指板にポジションマークの取り付け位置を確認する時には非常に重要な働きをしています。
 マイクでもコントラバスに搭載されたピックアップマイクでも集音可能で、CONN ST-11同様にダイヤルで調音したい音を固定するので、調音に迷いがありません。
 
 
 今回手に入れたBT-11は、オクターブの設定が『C 0』が無く『C 1』からで、それがコントラバスで使用するには少し扱いにくい感じがしました。
 おそらく上段のBT-11と下段のBT-11の間の製造時期でマイナーチェンジされたのだと思います。
 もし、皆さまがBT-11を使ってみたいというのであれば、前期型と後期型という表現を使うのであれば、後期型の『C 0』の設定ができる機体の方が、コントラバスにでは使いやすいと思います。
 『C 0』と『C 1』の違いは、表示される四角い目盛りの幅が違います。
 『C 0』設定ができる方が、目盛りの幅が広がり、視覚的に調音しやすくなります。
 
 
“どうせ使うのであれば、マイクも古いものを使おう” と引っ張り出してきた、『Electro-Voice model 715』 という1950年代のもの。
 ちょうど手元に良いサイズのマイクスタンドがなかったので、Manfrotto の PIXI を使ってみたら……とても格好悪かった。
“これは…ダメだな…” と、あまりのセンスの無い感じに違和感しかなく……おそらく、このマイクには、古いジャンクのようなダサいマイクスタンドを合わせるのが格好良いのだと思います。
 
 この model 715 は意外と優秀で、周波数特性としては 60Hz〜7kHz 程度しかないようですが、無指向性ということでチューナー用としては非常に反応が良い印象です。
 元々は、CONN ST-6 の標準装備品なので、扱いやすのは当然なのですが。
 
 
 チューナーなんてものは、仕事で使うのであれば現代の最新鋭のものを使うのが正解だとは思うのですが、こういう『電源を入れてから30秒ほど待たされる』みたいな物を相棒として仕事をするのも、良いものです。
 BT-11にしても、当店の主力の CONN 6T5 にしても、日頃から手入れをして、しっかりと調整していれば現代の汎用品のチューナー以上の精度を出すのですから、決して遊びで選んでいるわけでもありません。
 
 
 とはいえ実際のところは真空管式チューナーである CONN 6T5 が曲者(いつ壊れてもおかしくない、1950年代に製造されたもの)だから、予備機としてBT-11を待機させている…というのも本音なのですが。

【雑感】 朝、とある東京都内の高校の写真部から電話があって『撮影をしたい』と要望がありました。 いつものように “はい、どうぞ” と快諾したわけですが、来店いただいて話を聞いてみると、5年前に受け入れていた高校の写真部(コメント欄1参照)か...
14/09/2026

【雑感】
 朝、とある東京都内の高校の写真部から電話があって『撮影をしたい』と要望がありました。
 いつものように “はい、どうぞ” と快諾したわけですが、来店いただいて話を聞いてみると、5年前に受け入れていた高校の写真部(コメント欄1参照)からの紹介ということでした。
 
 昨今、携帯電話で撮影することが主流の時代にカメラを持って写真を撮るなんて、それが特別な時代です。
 それにチャレンジしたいと言うのですから、応援しましょう、ということで。
 
 
 それにしても “最近のカメラは、小さくなったなぁ…” と驚いたものでして…
 
※そう考えると、この写真を撮影した SIGMA fp は世界最小 35mmフルサイズなのですが、オールドレンズやオプションを付けているので結果的に巨大化してるという…

【雑感】 仕事の作業着としてのTシャツを探していたところに、OLFAのTシャツを見つけたので買ってみる。 背面は、OLFAのカッターナイフなどが円陣を組んでいるデザイン。  個人的には面白いと思ったのですが、我が家の子供たちには不評のようで...
08/09/2026

【雑感】
 仕事の作業着としてのTシャツを探していたところに、OLFAのTシャツを見つけたので買ってみる。
 背面は、OLFAのカッターナイフなどが円陣を組んでいるデザイン。
 
 個人的には面白いと思ったのですが、我が家の子供たちには不評のようで…いや、私も『格好いい』ではなく、『面白い』で買ったのです。
 この『見た人が、どう反応して良いのかわからないデザイン』というところが面白い。
 
 とはいえ、実際のところ私は日頃から、カッターナイフはOLFAの一択です。
 なんだかんだ、使用していて疲れる感じのしないデザインはOLFAが多いように感じます。
 特に仕事で梱包の開梱や荷解きなどの軽作業には、OLFA のアルミダイキャスト製のカッターナイフ以外には使う気にならないほど愛用しています。
 これ、アルミダイキャスト製なので一般のカッターナイフよりも圧倒的に重いです。
 しかし、この重さが刃物の切れ味を上げています。
 『重さで切る』というのが特徴で、テーブルで1枚の紙を切るにしても、本体の重量の効果で本当に軽い力で引くだけで切ることができます。
 
 
 昔、いつであったか、私がOrienteでの修行時代に、二代目と “カッターナイフって、なんであんなに切れない(切れ味が悪い)のか?” と、大いに議論が盛り上がったことがあります。
 それこそ、あの毎年恒例、年末の仕事納めの日にOrienteの事務室にて二人で大酒を飲む時の議論のネタだったような……
 結局、普段は研ぎに研ぎ上げた刃物を仕事で使っていて、軽作業などの時にカッターナイフを使ったときに、あまりの切れ味の悪さに閉口してしまう…という話題です。
 あの時は “もう、カッターナイフの刃を研いで使った方が、ストレスは少ないのでは?” などと話していたものですが…
 その不満を、かなり解消してくれたのが、このアルミダイキャスト製のカッターナイフです。
 
 価格は、だいたい1,300円前後で、カッターナイフとしては高額ですが、どちらにしても替え刃式ですし、一度買ってしまえば長く使えますから、性能を考えると、それほど高額ではありません。

  
『重さで切るカッターナイフ』
なかなか新感覚で、面白いと思います。
https://www.olfa.co.jp/products/875.html

【コントラバスのある風景】 いや…厳密には『ない風景』… これは、好きな人にはグッとくるやつです。 まぁ…いつも、グッとくるはずのやつを紹介しているのですけど…  先に演奏の編成を紹介します。 楽器の時代が古い順に…ケマンチェ(9世紀以前)...
05/09/2026

【コントラバスのある風景】
 いや…厳密には『ない風景』…
 これは、好きな人にはグッとくるやつです。
 まぁ…いつも、グッとくるはずのやつを紹介しているのですけど…
 
 先に演奏の編成を紹介します。
 楽器の時代が古い順に…
ケマンチェ(9世紀以前)
ビオローネ(16世紀)
フォルテピアノ(18世紀)
ドラムセット(19世紀)
 とはいえ、このドラムセット、古代の打楽器で組み上げられているので、もはやなんとも言えません。
 
 
 毎度申し上げますが、ヴァイオリンとコントラバスの先祖は同じ、ケマンチェです。
 そこから、ヴァイオリンとビオローネに分派します。
 それを、ケマンチェという素晴らしい楽器の存在を無かったかのように『コントラバスの先祖はビオール族』という風潮には不快感を感じます。
 これも毎度申し上げますが、ケマンチェという楽器が現代音楽の文化から消えてしまっているのであれば、それでも良いですが、このように現存して特に中東では民族音楽の最前線にあるというのに、その存在を語らないというのは、いかがなものか…と思うわけです。
 ちょっと強い言葉で言うのであれば、単に『コントラバス奏者が話のネタに、ヴァイオリンと違うと言ってみたいだけ』ではないでしょうか?
 それを言うのであれば『ケマンチェという擦弦楽器の先祖からヴァイオリン族とビオール族は分派した』と言ったほうが、実際のところ聴き手には教養になります。
 と、そんないつもの小言は置いておいて…
 
 ケマンチェ奏者の Kayhan Kalhor は、以前にも登場した超絶技巧のケマンチェ奏者ですが(コメント欄1参照)、今回は情熱的に、ゆったりとケマンチェを奏でます。
 
 古楽器の博物館のような編成ですが、それに反して音楽は意外と現代的です。
 それがまた、グッとくる。
“なるほど、これを現代の楽器と置き換えてしまうと、この雰囲気は出てこないか…” と考えます。
 もしこれを、ヴァイオリン(またはチェロ)・ピアノ・コントラバス・(現代的な)ドラムセット演奏すると、モダンで華やかな演奏になるのかな…と想像します。
 
 
 
 なかなか興味深い音楽です。

Kayhan Kalhor - kamanchehRembrandt Frerichs - fortepianoTony Over...

本日は来客もなかったので、預かりものの修理作業と並行して、コントラバス スタンドの製作もしていました。 毎年恒例の夏の吹奏楽コンクールのドタバタがあったので、7月と8月は完全に製作がストップしていました。  世の中の例に漏れず、材料費は高騰...
04/09/2026

本日は来客もなかったので、預かりものの修理作業と並行して、コントラバス スタンドの製作もしていました。
 毎年恒例の夏の吹奏楽コンクールのドタバタがあったので、7月と8月は完全に製作がストップしていました。
 
 世の中の例に漏れず、材料費は高騰しているわ、そもそも部品の供給も不安定になってきて、“どうしたものか…” と、今度の先行きも不透明になってきましたが、とりあえず、もう少しある手持ちの材料で、作っておきます。
 
 
 近いうちに、いつものオンラインショップに出てくるかな…と思います。

【雑感】 珍しくCDまとめ買い。Ayra Starr は、ナイジェリア。Cheikh Ibra Fam は、セネガル。Noga Erez は、イスラエル。Zack Tabudlo は、フィリピン。 どれも過去には『コントラバスのない風景』で...
02/09/2026

【雑感】
 珍しくCDまとめ買い。
Ayra Starr は、ナイジェリア。
Cheikh Ibra Fam は、セネガル。
Noga Erez は、イスラエル。
Zack Tabudlo は、フィリピン。
 どれも過去には『コントラバスのない風景』で紹介しています。
 
 
 つい先日、Ayra Starr が新しいアルバムを発表しまして、“Ayra Starr は、ここ最近2回連続でグラミー賞にノミネートされているからタワーレコードでの取り扱いがあるだろう” と確認をしてみると、やはり輸入盤の予約ができて。
 ナイジェリアのアーティストの Ayra Starr は昨年末から活動拠点をナイジェリアからアメリカのニューヨークへ移してから初めてのアルバムなので、できればCDでサウンドを聴いてみたくて。
 というわけで過去の作品はナイジェリアで制作されて、今回はニューヨークで作られました。
 前作もCDで持っていますが、今回の作品は確か多くの録音技術者を本国のナイジェリアから呼び寄せていたようで、サウンド的には、現在のアメリカの売れ筋サウンドというよりは、ナイジェリアのサウンドとアメリカのサウンドの中間のような独特な音作りの印象がありました。
 Ayra Starr の前作、ナイジェリアで制作されたCDもタワーレコードで購入しました。
 
 Ayra Starr を聴きながら、ふと思います。
“もしかして、タワーレコードって、意外とマニアックなCDも手に入るのでは?”
 実は過去にはタイのPOPSのCD、Violette Wautier や BOWKYLION を探したことがありますが、全く検索に引っ掛かりませんでした。
 Violette Wautier なんて、UNIVERSAL MUSIC なのだから日本で発売していても良いようものですが…結局、タイのCDを買うときは、現地から直輸入です…
 
 
 というわけで、そこで再び検索をして出てきたのが、残りの3枚です。
 セネガル、イスラエル、フィリピン…
 ベトナムのアーティストも何人か欲しいCDがあったのですが、ありませんでした。
 
 Cheikh Ibra Fam の『Adouna』にしても Noga Erez の『THE VANDALIST』にしても、既に配信ダウンロードで購入していたのですが、実際にCDで聴いてみると、目の前に広がる〈世界〉が全く違います。
 特にNoga Erez の『THE VANDALIST』は、その録音の美しさとサウンドミックスの巧みさに、“これがイスラエルの本気か…” と、思わず唸ります。
 聴き慣れているはずの『THE VANDALIST』が、全く違うものに感じます。
 
 
 配信のサウンドよりも、まだCDの方が音質が良い。
 私にとって地球の裏側からでもCDを取り寄せるというのは別に個人的な趣味嗜好ではなくて、その国の音楽の文化のリアルを知るには、やはりCDを買って聴くのが一番早くて安上がりで確実です。
 レコーデングをして、サウンドミックスをして、最終的に作品として仕上げる、そこにもその地域の音楽の文化は存在をします。
 そして、その国々で、やはり〈低音〉というものの捉え方も違います。
 これは非常に勉強になります。
 
 
 それにしても、イスラエルの音楽の文化の深さは以前から知っていましたが、実際にこうやってCDとして聴いてみると、イスラエルの音楽家や音響技術者の感性の豊かさに驚かれます。
 総じて、今回の4枚で一番驚かされたのは、イスラエルの Noga Erez です。
 
 
 コントラバス職人が〈音楽〉を知る必要があるのか?
 コントラバス職人が〈サウンド〉を知る必要があるのか?
 私に言わせれば、〈音楽〉や〈サウンド〉を理解できないコントラバス職人に価値は感じません。
 そもそも、仮に音楽文化の最前線で格闘する音楽家が居たとして、そしてそこに音楽の理解できない弦楽器職人が居たとして、それは音楽家の〈本気〉をサポートできるのでしょうか。
 単純に、それだけの話です。
 
 私は常々思うのですが、演奏家の自らの音楽を探求する努力と執念と同じように、職人は〈音楽〉を知り〈サウンド〉に対する理解が努力と執念が必要になってくると考えています。
 そうでないと、意識レベルでバランスが取れない。
 簡単にいうならば、演奏家と職人の間での『共感』が生まれません。
 
 
 絃バス屋という店を営む以上、私の〈音楽〉は自分のための音楽ではありません。
 私の〈音楽〉は、当店をご利用いただいている顧客(演奏者)を支えるための音楽です。
 
 それを、探求する。
 限りなく無数の選択肢を用意して、顧客一人一人の、それぞれが追い求める音楽に最適化したコントラバスのサウンドを作り上げる。
 私は、それが開業しているコントラバス職人というものの、音楽の文化に対する責務だと考えています。
 
 コントラバスの文化を、文字通り『支えられる』のは、コントラバス職人しかいません。
 演奏者がどんなに頑張っても、その共演者がどんなに頑張っても、作曲家がどんなに頑張っても、音楽プロデューサーがどんなに頑張っても、レコーディングを含む音響技術者がどんなに頑張っても、コントラバスという楽器が鳴らなければ、何も始まりません。
 
 
 私の〈音楽〉に対する感性が鈍り、知識が鈍り、判断が鈍る…そんなことが起きようものならば、間違いなく多くの常連さんたちは激怒するでしょう。
 事実、それぐらい私は多くの演奏家の方々の〈音楽〉の責任を負っています。
 それでも私は、それが本来のコントラバス職人のある姿であると思っていますし、当店の常連さんたちは、それを当然としています。
 

 一見すると、地球の裏側からでもCDを取り寄せて聴く行為は奇行のようにも見えますが、そこには大きな意味があります。
 
 
 今でこそ少なくなりましたが、本職のクラシック系の演奏家には “私は生音勝負なので、音響機械のことは関係ないです” などと言われる人がいらっしゃいますが、音楽作品のレコーディングや、音響を通す野外音楽フェスティバル、テレビでの中継・録画、場合によってはYouTubeの配信でも、全部 “あなたの無関心で無責任な思考から出る楽器のサウンドは、あなたの知らないところで、音響エンジニアがサウンド調整に奮闘しているのですよ” と言いたくなりますが……随分と前から、素知らぬ顔で受け流すようにしています。
 まぁ…結局、それは無責任なコントラバス職人にも同じことが言えるわけで……さて。

【雑感】 芽が出る。 ウツボカズラの挿し木。 5年ほど前に購入したものが大きくなりすぎたので剪定をして、その切り落としたものを挿し木にしておいたら、芽を出した。  この1年、少し育て方を変えてみたら急激に巨大化したウツボカズラ。 壺の大きさ...
02/09/2026

【雑感】
 芽が出る。
 ウツボカズラの挿し木。
 5年ほど前に購入したものが大きくなりすぎたので剪定をして、その切り落としたものを挿し木にしておいたら、芽を出した。
 
 この1年、少し育て方を変えてみたら急激に巨大化したウツボカズラ。
 壺の大きさは15cmに迫る勢いです。
 大きさ比較で言うと、写真の通り、だいたいコントラバスの駒の横幅ぐらいになります。
 
 食虫植物だからといって、そんなに頻繁に虫が入るわけでもないですし、虫を食べなければ枯れてしまうというものでもありません。
 どちらかというと、ウツボカズラにとっての虫は、人間でいうところのエナジードリンクとでもいうべきか…
 実際、半月に一度ほど『餌』として壺の中に金魚の餌を与えると、壺は大きくなる印象があります。
 
 挿し木をして芽を出して、2年ぐらい育てると、こんな感じで小さな株でも立派な壺を付けるようになります。
 
 
 最初の頃は、あれこれネットで記事を見て、YouTubeを観て参考にしてみましたが、あまり上手くいかず、結局、開き直って古くから言われている一般的な樹木の挿し木の方法を採用したら発芽率が急上昇したという………
 なんでしょう…やはりネットの社会は、承認欲求や自己顕示欲で溢れている…ということでしょうか?
 少しでも難しく、難解な手法を披露することで『俺、凄い』を演じる…そんなことが多いように感じます。
 
 どの業界でも同じ、なかなか悩ましいことですね。
 
 
 ところで、こんなに挿し木(6株)して株を増やして、どうしたものか……ほんとこれ、どうしましょう…
 おまけに、元々の株は剪定したら、さらに元気になったようで、株分けを始めて根元で3株増えているという……

住所

北所沢町 2247/24
Tokorozawa-shi, Saitama
359-0046

電話番号

+81420011676

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