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ジョイテック JOYTEC ミャンマー産天然翡翠のジュエリー専門店JOYTECの公式Facebookページです。 高品質のミャンマー産天然翡翠やミャンマー産琥珀(バーマイト)を使用した、日本発、翡翠のオリジナルジュエリーを販売しております。

【糸魚川で翡翠を探すなら、まずはここへ ── 小さな糸魚川ヒスイ原石館】何度も足を運んでいる、糸魚川の「小さな糸魚川ヒスイ原石館」。今回も翡翠拾いの前に、まずはこちらへご挨拶に伺いました。館内には、館長が長い年月をかけて集めてこられたひすい...
11/10/2026

【糸魚川で翡翠を探すなら、まずはここへ ── 小さな糸魚川ヒスイ原石館】

何度も足を運んでいる、糸魚川の「小さな糸魚川ヒスイ原石館」。
今回も翡翠拾いの前に、まずはこちらへご挨拶に伺いました。

館内には、館長が長い年月をかけて集めてこられたひすい原石がずらりと並びます。
ひとつひとつにライトを当てると、表情はまるで別物。
外からは静かな緑の石に見えたものが、光を受けた瞬間、内側から柔らかく灯りはじめます。

■ 40年前、川から出た大きな原石
なかでも目を奪われたのが、約40年前に採れたという大きな原石。
ライトを当てると、光が奥へ奥へと抜けていく。
長い時間を経ても変わらない、翡翠の芯の力を感じる一石でした。

■ 入コン沢の青と、親不知の青
今回いちばん心に残ったのは、2つの「青翡翠」を見比べさせていただいたこと。
伝説とも言われる入コン沢の青翡翠と、親不知の海で見つかった青翡翠。
同じ「青」でも、色の深さ、透明感、肌の質感がそれぞれに違い、
産地ごとの個性がはっきりと伝わってきます。
並べて見られる機会はなかなかありません。

■ とろりと溶けそうな、上質な翡翠
光を当てると、透過がここまで届くのかと驚くほどの原石も。
とろりととろけそうな質感は、まさに上質な翡翠ならでは。
濃いグリーンから白地に鮮やかな緑がのるものまで、
「翡翠らしさ」とは何かを改めて教えてもらった気がします。

■ 館長に伺った、海岸と翡翠のお話
・糸魚川の翡翠は、昔から親不知方面が良いと言われてきたこと
・姫川系、青海系など、流れてきた川によって石の個性が違うこと
・大きな翡翠が海岸で見つかることは、今ではほとんどないこと
・だからこそ、海に出た翡翠を多くの人が拾い、楽しめることに意味があること

石を愛し、この土地の翡翠を見守ってこられた方ならではの言葉でした。

翡翠拾いは、ただ石を探すだけではなく、
その石がどこから来て、どんな時間を旅してきたのかを知る時間でもあります。
糸魚川で翡翠拾いをされる方には、ぜひ一度訪れていただきたいスポットです。

天然翡翠専門店 Joytec Japan

#翡翠 #糸魚川翡翠 #ひすい原石 #翡翠拾い #小さな糸魚川ヒスイ原石館

【翡翠原石イロイロ ― ひとつとして同じ色はない】ミャンマー産翡翠の原石を15点、テーブルに並べてみました。グリーン、ラベンダー、イエロー、赤、そして青。同じ「ミャンマー産翡翠」でも、原石の姿で見るとひとつひとつが、まったく違う景色を持って...
10/10/2026

【翡翠原石イロイロ ― ひとつとして同じ色はない】

ミャンマー産翡翠の原石を15点、テーブルに並べてみました。

グリーン、ラベンダー、イエロー、赤、そして青。
同じ「ミャンマー産翡翠」でも、原石の姿で見ると
ひとつひとつが、まったく違う景色を持っています。

リングやペンダントになるのは、原石のほんの一部。
だからこそ、原石そのものを眺める時間には
製品では出会えない、もうひとつの翡翠の世界があります。

―――

◆ 光を透かすと、石が語りはじめる

原石を見るとき、私たちは必ず光を当てます。
結晶が緻密で質の良い部分は、光がふわっと周りに広がる。
深い石目(ひび)がある部分では、光がそこでぴたりと止まる。

どんなに色が美しくても、石目が多ければ製品にはできません。
それでも、光を受けてグリーンとラベンダーが浮かび上がる大きな原石は
飾り石として、それだけで圧倒的な存在感を放ちます。

◆ 表皮を抜けてくる光

表皮は、原石の「肌」。
黒い肌、茶色い肌、薄い肌…その表情も産地や鉱山によってさまざまです。
質の良い翡翠は、この表皮越しにさえ光が抜けてきます。
暗い部屋で小さなライトを当てると、時間を忘れて見入ってしまうほどです。

◆ 濡らすと、仕上がりが見える

カサカサとした原石も、水に濡らすだけで一気に艶が出て、色が深まります。
これは磨いたときのイメージを確かめる、現地でも行う見方。
乾くとまた元の表情に戻る――その変化もまた、原石の楽しみです。

◆ 表皮のグリーンを辿る

表皮にうっすら見えるグリーンの線。
それを辿っていくと、内側に濃いグリーンが眠っていることがあります。
切ってみるまで分からない。だから原石には、夢が詰まっています。

◆ 珍しい色たち

イエローの中に点々と散る赤。
同じ原石からスライスした兄弟石でも、片方は赤が多く、もう片方は青が多い。
澄んだラベンダー一色の板。透明感だけで魅せる白。
ミャンマーでもなかなか出会えない色合いです。

―――

一石の翡翠の奥には、何億年、何千万年もかけて育まれた石の物語があります。
その物語を、原石のままの姿で感じていただけたら嬉しいです。

実物は光の入り方で、写真以上に表情を変えます。
ぜひ店頭で、手に取ってご覧ください。

天然翡翠専門店 Joytec Japan

#翡翠 #翡翠原石 #ミャンマー翡翠

歌の海岸で出会った、あるハンターさんの翡翠たちこの日の歌の海岸は、波が荒く、なかなか思うように翡翠が見つからない一日でした。目もすっかり疲れて、そろそろ諦めかけていた——そのとき、一人のハンターさんが声をかけてくださいました。「今日、拾えた...
09/10/2026

歌の海岸で出会った、あるハンターさんの翡翠たち

この日の歌の海岸は、波が荒く、なかなか思うように翡翠が見つからない一日でした。目もすっかり疲れて、そろそろ諦めかけていた——そのとき、一人のハンターさんが声をかけてくださいました。

「今日、拾えたんですよ」

見せていただいたのは、緑がくっきりと入った、大きくて立派な翡翠。しかもこの荒れた波の中で、朝いちばんに拾い上げた一石だといいます。角もしっかり残った、まさに"THE 翡翠"な佇まいでした。

聞けば、栃木から日帰りで、ほぼ毎週この糸魚川に通っているとのこと。翡翠拾いを始めて、今年で3年目。最初の半年はまったく拾えなかったそうですが、毎日のように石を眺めているうちに「あ、見えるようになってきた」と、目が育っていったそうです。

そして、これまで拾い集めてきた"マイストーン"たちも見せてくださいました。ずっしりと重い、みずみずしい緑の一石。トロりと透明感をたたえた、思わず声が出るほどの一石。オールビビットグリーンの、目を疑うような一石——。どれも一つで撮影が成り立つほどの逸品ばかりで、私たちも「うわぁ」と叫びっぱなしでした。

「いい石を持っていると、いい石が寄ってくる気がする」。ハンターさんたちが口をそろえるこの言葉。拾い上げた石を持ち歩くことが、また次の出会いを呼び込む——翡翠拾いには、そんな不思議なロマンが息づいています。

歌の海岸は、この日は残念ながら私たちの手には翡翠が来ませんでした。それでも、素晴らしい石と、それを見つけた人との出会いに恵まれた、最高の一日。糸魚川を訪れた際は、ぜひ歌の海岸にも足を運んでみてください。

※石拾いの際は、立入や採取のルール、波や天候にくれぐれもご注意のうえ、安全第一でお楽しみください。

#翡翠 #糸魚川翡翠 #歌海岸 #ひすい探し

手のひらの、小さな守り神たち――翡翠の癒しキャラ、入荷しました最近入荷した作品の中から、今日はとびきり癒される"翡翠の小さな動物たち"をご紹介します。手のひらにちょこんとのせるだけで、ふっと肩の力が抜けていく。そんな子たちが揃いました。まず...
08/10/2026

手のひらの、小さな守り神たち――翡翠の癒しキャラ、入荷しました

最近入荷した作品の中から、今日はとびきり癒される"翡翠の小さな動物たち"をご紹介します。手のひらにちょこんとのせるだけで、ふっと肩の力が抜けていく。そんな子たちが揃いました。

まずは、翡翠の定番モチーフ・貔貅(ひきゅう)。富をぱくりと呼び込み、逃さないとされる縁起の生きものです。藤色に透ける子、氷のように澄んだ子、手にすっと寄り添う子――同じ貔貅でも、一匹ずつ表情が違います。

長寿の象徴・亀は、緑のはっぱを背負ったのんびり屋さん。金運を招くとされる黄色系の蛇は、とぐろを巻いた姿がなんとも愛嬌たっぷり。ころんと丸いカエルや、ちょこんと佇む三猿(見ざる・言わざる・聞かざる)、そして背中の鱗まで彫り込まれた緑のトカゲちゃんまで、個性豊かに勢ぞろいです。

どの子も、原石から一つひとつ、職人の手作業で丁寧に磨き上げられた一点もの。同じモチーフでも、石の色や透明感、ほんのわずかな表情の違いで、それぞれにちゃんとキャラクターが立っています。眺めていると、自然と「この子だ」と思える出会いがきっとあるはずです。

縁起や願いを託す存在でありながら、なにより、そばにいるだけで心をほどいてくれる小さな相棒たち。あなたのお気に入りの子は、どの子でしょうか。

#翡翠 #翡翠彫刻 #貔貅 #癒し

糸魚川・歌の海岸――念願の翡翠に、出会えた場所糸魚川で翡翠を探すなら、ぜひ知っていただきたいフィールドがあります。それが「歌の海岸」。じつは私たちも、この場所で念願の翡翠に出会えた、思い出深く、そして大好きな海岸です。■ ここで出会った、翡...
07/10/2026

糸魚川・歌の海岸――念願の翡翠に、出会えた場所

糸魚川で翡翠を探すなら、ぜひ知っていただきたいフィールドがあります。それが「歌の海岸」。じつは私たちも、この場所で念願の翡翠に出会えた、思い出深く、そして大好きな海岸です。

■ ここで出会った、翡翠たち

この日も、浜辺で出会ったハンターさんたちが、拾い上げた翡翠を見せてくださいました。ぼんやりと内側から輝くような光沢、真っ白な地に透明感を宿したもの、ご自身で丁寧に磨き上げた勾玉まで――どれも本当に素晴らしいものばかり。連日通って探されている方も多いそうで、「ここは夢がある」と、皆さん口をそろえておっしゃいます。

翡翠は、はるか上流の姫川や小滝川から、長い長い年月をかけて波に運ばれてきます。海岸までたどり着くころには角が取れ、つるりと丸みを帯びた、あの独特の姿に。手のひらにのせたときの、なめらかな肌触りもまた格別です。

■ ただ、そこにいるだけで癒される

歌の海岸の魅力は、翡翠拾いだけではありません。どこかプライベートビーチのような静けさがあり、青く澄んだ海をながめながら砂利を踏んでいると、時間を忘れて夢中になってしまいます。ふと顔を上げれば、水平線までひろがる海。ただこの場に身を置いているだけで、心がほどけていくような、そんな特別な空気が流れています。

翡翠との出会いはもちろん、この景色と時間そのものが、何よりのごほうび。糸魚川を訪れる機会があれば、ぜひ一度、歌の海岸に足を運んでみてください。

※石拾いの際は、立入や採取のルール、そして波や天候にはくれぐれもお気をつけて、安全第一でお楽しみください。

#翡翠 #糸魚川翡翠 #歌の海岸 #ひすい探し

富山・朝日町「ヒスイテラス」── ヒスイ海岸の目の前で、探す前に"見る"場所新潟県糸魚川から県境を越えてすぐ、富山県朝日町の宮崎・境海岸。通称「ヒスイ海岸」は、日本でヒスイ拾いを楽しめる海岸として、全国から愛好家が集まる場所です。その海岸の...
06/10/2026

富山・朝日町「ヒスイテラス」── ヒスイ海岸の目の前で、探す前に"見る"場所

新潟県糸魚川から県境を越えてすぐ、富山県朝日町の宮崎・境海岸。通称「ヒスイ海岸」は、日本でヒスイ拾いを楽しめる海岸として、全国から愛好家が集まる場所です。その海岸の玄関口に建つのが、観光交流拠点施設「ヒスイテラス」。ヒスイ拾いの旅に出かけるなら、ぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

■海まで数十歩、旅の起点になる建物

ヒスイテラスは2018年10月20日にオープンしました。あいの風とやま鉄道・越中宮崎駅から徒歩1分、そして建物のすぐ先はもう海岸。1階から海岸へ直接出られる造りになっていて、到着してそのまま石探しに向かえる距離感です。

外観はすっきりと洗練されたデザイン。中に入ると天井が高く、開放感のある空間が広がります。そしてまず目に飛び込んでくるのが、館内のシンボルとして据えられた大きな勾玉のオブジェ。縄文の時代からこの地域で翡翠が大切にされてきた歴史を、入口でさりげなく感じさせてくれます。

■光に透ける、地元の翡翠原石

階段を上がった先には、大きな窓いっぱいに宮崎海岸と日本海が広がります。その一角にあるのが、翡翠原石を展示するコーナー。ヒスイ海岸に流れ着く石は、糸魚川の山から川を下り、海流に運ばれてきたもの。展示ケースには、鮮やかな緑の筋が走る原石、ラベンダー色の淡い石、白っぽい石、さらには翡翠と一緒に拾える他の石まで並んでいます。

見どころは、ライトアップされた展示。光を当てると石がふわりと透け、翡翠特有の緑や質感がよく分かります。

実は、ここがヒスイ拾いで大切なポイントです。浜辺で翡翠を見つけるには、「どんな色で、どんな肌合いの石なのか」を目で覚えておくことが何より近道。海岸で出会った方の中には、YouTubeを見て初めて来た、見分け方がまったく分からない、という方もいらっしゃいました。そんな方こそ、拾いに出る前にここで実物をじっくり見ておくと、浜での目の付け所がまるで変わってきます。

■水平線を独り占めするテラス

展示を見たあとは、海を眺めながらひと休み。窓際の席に座れば、目の前いっぱいに日本海が広がります。そのままパノラマの回廊を抜けると「くつろぎテラス」、さらに外へ出ると「風のテラス」。片側には山並み、もう片側には海という、朝日町ならではの景色が楽しめます。2階にはギャラリーやオープンテラスに加えて屋上テラスもあり、階段を上るごとに違う眺めに出会えます。

また2025年4月には2階に絶景カフェもオープンしました。石探しで冷えた体を温めたり、収穫を眺めながら一息ついたりするのにぴったりです。

■ヒスイ拾いの旅に便利な設備

レンタサイクルや修理工具の貸し出し、調理場、シャワールーム、トイレも備えています。海で濡れた足や手を洗えるのは、ヒスイ拾いの後には本当にありがたいところ。越中宮崎駅前は富山県の湾岸サイクリングコースの起点・終点でもあり、自転車旅の拠点にもなっています。

■旅のおすすめの流れ

① ヒスイテラスで原石の展示を見て、色や質感を目に焼き付ける
② すぐ目の前の海岸へ出てヒスイ拾い
③ 見つけた石を持ち帰り、テラスで海を眺めながら一休み

秋から初冬にかけて、海が荒れた後は新しい石が打ち上げられるチャンスでもあります。真冬は厳しくなりますが、今の季節はちょうど出かけやすい時期です。石との出会いも、浜で声を掛け合う人との出会いも、きっと旅の良い思い出になるはずです。

■施設情報

名称:ヒスイ海岸観光交流拠点施設 ヒスイテラス
住所:富山県下新川郡朝日町宮崎3239-6
開館時間:8:30〜17:30(冬季は8:30〜16:00)
休館日:12月29日〜1月3日
入館料:無料(レンタサイクルは半日で大人300円・子ども100円)
アクセス:
・あいの風とやま鉄道 越中宮崎駅から徒歩1分

※営業時間・料金は変更される場合がありますので、お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

赤翡翠・黄色翡翠の秘密――なぜ、めったに出会えないのか翡翠といえば緑や藤色を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、じつは自然界には、燃えるような赤や、やわらかな黄色をまとった翡翠も存在します。写真の KAWASEMI(赤)と TAMAGO(...
05/10/2026

赤翡翠・黄色翡翠の秘密――なぜ、めったに出会えないのか

翡翠といえば緑や藤色を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、じつは自然界には、燃えるような赤や、やわらかな黄色をまとった翡翠も存在します。写真の KAWASEMI(赤)と TAMAGO(黄)が、まさにそれ。とりわけ、鮮やかな色と透明感を兼ね備えたものは、非常に限られた存在です。

■ 色が生まれるメカニズム

翡翠の緑が主にクロム(Cr)などによって生まれるのに対し、赤や黄色では「鉄を含む二次鉱物」が大きな役割を果たします。長い年月をかけて地中で形成された翡翠が、地表近くで風化の作用を受けると、鉄を含んだ水や微細な成分が翡翠の粒界(結晶と結晶の境目)や細かな亀裂に入り込み、酸化鉄や水酸化鉄などとして沈着します。これが、赤・黄・褐色といった暖色を石に与えるのです。一般に、黄色には針鉄鉱(ゲータイト)系、赤には赤鉄鉱(ヘマタイト)の関与が大きいとされています。

言いかえれば、赤翡翠・黄色翡翠の色は、翡翠が地表の空気や水にさらされて初めて生まれる、二次的な着色。だからこそ、色がつくのは原石の"表層付近"に多く見られます。

■ 表層に宿る、わずかな恵み

この二次的な色は、多くの場合、原石の表層付近に限られた薄い帯として現れます。その厚みには個体差があり、ごく薄いものから比較的入っているものまでさまざま。色を含む部分は亀裂に沿って内部へ入り込むこともありますが、原石全体から見れば、赤や黄が得られる量はごくわずかです。この"歩留まりの悪さ"が、鮮やかな赤・黄の翡翠が市場に出回りにくい理由の一つになっています。

■ 透明感のあるものは、極めて希少

さらに宝石学的に見ると、風化を受けた表層部では、細かな亀裂や粒界が発達し、そこに鉄を含む二次鉱物が入り込むため、透明感が失われやすくなります。そのため赤・黄の翡翠は、色は出ていても濁りのある不透明なものが大多数を占めます。KAWASEMI や TAMAGO のように、暖色でありながら透明感を宿した天然の石は、いくつもの条件が奇跡的に重なって初めて生まれる、まさに一期一会の存在なのです。

地の底で生まれ、地表の空気に触れて色を得て、なおかつ透明感まで保ったひと粒。その背景を知ると、この小さな輝きがいっそう愛おしく感じられるのではないでしょうか。

#翡翠 #赤翡翠 #黄色翡翠 #ひすい

「翡翠は熱に強い」を、火を使って検証してみました翡翠をお求めになるお客様から、しばしばいただく質問があります。「翡翠は、水にも熱にも強いのですか?」と。答えは「はい」なのですが、では、その"強さ"はどこまでのものなのか。今回は実際に火を使っ...
04/10/2026

「翡翠は熱に強い」を、火を使って検証してみました

翡翠をお求めになるお客様から、しばしばいただく質問があります。「翡翠は、水にも熱にも強いのですか?」と。答えは「はい」なのですが、では、その"強さ"はどこまでのものなのか。今回は実際に火を使って検証してみました。

用意したのは3種類の翡翠です。一つ目は、ふつうの翡翠。二つ目は、結晶が緻密で透明感の高い上質な翡翠。そして三つ目は、樹脂を染み込ませて透明感や色を人為的に高めた「樹脂含浸(じゅしがんしん)」の翡翠――いわゆる処理石です。この3つを同じ条件で炙り、その差を見ていきます。

炎は、キャンプ用のガスバーナー。一般的なライターの火が約800度であるのに対し、今回は火力を全開にした最大およそ1300度。

結果は明快でした。ふつうの翡翠も、上質な翡翠も、1300度で10秒、20秒、30秒と炙ったのち濡らした布で冷やしても、色・艶・結晶のいずれにも変化は見られません。翡翠(硬玉/ジェダイト)は微細な結晶が緻密に絡み合った構造を持ち、融点も高いため、この程度の加熱ではびくともしないのです。天然翡翠が装身具として長く受け継がれてきた背景には、こうした物理的な堅牢さがあります。

一方、樹脂含浸の翡翠はまったく異なる挙動を示しました。炎にかけた途端「ジュージュー」と音を立て、内部に染み込ませた樹脂が焦げ、劣化が進んでいきます。石そのものではなく、後から加えた樹脂が熱に耐えられないためです。天然石と処理石の本質的な違いが、熱によって可視化された瞬間といえます。

もとより、日常生活で1300度・30秒という熱にさらされる場面はまずありません。だからこそ天然翡翠は安心してお使いいただけますし、同時に「熱に対する反応は、処理の有無を見分ける一つの手がかりになる」ことも、今回の検証から見て取れます。翡翠をお選びの際の判断材料として、お役立ていただけたら幸いです。

※本実験は、安全に配慮した環境で行っています。高温のバーナーは大変危険ですので、絶対に真似をなさらないようお願いいたします。

#翡翠 #ひすい #樹脂含浸

原石の肌を残して咲かせた、翡翠の花これは、原石のそのままの姿をあえて残して仕上げた作品です。ゴツゴツとした岩肌は、磨き上げる前の、地球から生まれたままの姿。何千万年、何億年という途方もない時間を、地の底で過ごしてきた証です。その荒々しい表皮...
03/10/2026

原石の肌を残して咲かせた、翡翠の花

これは、原石のそのままの姿をあえて残して仕上げた作品です。

ゴツゴツとした岩肌は、磨き上げる前の、地球から生まれたままの姿。何千万年、何億年という途方もない時間を、地の底で過ごしてきた証です。その荒々しい表皮を、あえて削り落とさずに残しています。

そして、その一角に咲くのは、透きとおる翡翠の花。荒ぶる大地の肌と、しっとりと磨き上げられた繊細な花びら——このギャップこそが、この作品のいちばんの魅力です。ラフな岩の中から、静かに花がほころんでいくような。ひとつの石の中に、二つの表情が同居しています。

原石の表皮を残す仕立ては、じつは職人にとって挑戦でもあります。どこを残し、どこに命を吹き込むか。石そのものと対話しながら、花の在り処を見極めていく。だからこそ、同じものは二つとありません。世界にたった一つの佇まいが生まれます。

光にかざすと、ごつごつとした外見からは想像もつかないほど、内側から鮮やかな緑が満ちあふれます。荒々しい殻の奥に、これほど澄んだ光を秘めていた——そのことに、はっと胸を打たれます。

飾らないありのままの地球の姿と、そこに宿る一輪の美しさ。翡翠という石が歩んできた長い時間に、そっと思いを馳せていただけたら嬉しいです。

#翡翠 #翡翠彫刻 #翡翠原石 #天然翡翠専門店

今日はちょっとした翡翠クイズです。さかのぼること縄文時代。糸魚川の長者ヶ原遺跡では、すでに翡翠の加工が大規模に営まれていました。硬い翡翠に砂岩の砥石や敲石でひたすら向き合い、少しずつ削り、磨き、穴を穿って、勾玉や大珠へと仕上げていく。気の遠...
02/10/2026

今日はちょっとした翡翠クイズです。

さかのぼること縄文時代。糸魚川の長者ヶ原遺跡では、すでに翡翠の加工が大規模に営まれていました。硬い翡翠に砂岩の砥石や敲石でひたすら向き合い、少しずつ削り、磨き、穴を穿って、勾玉や大珠へと仕上げていく。気の遠くなるような手仕事です。当時の人々にとって、緑色の石にはそれほどまでに強い憧れと祈りが込められていたのですね。

その翡翠づくりは、弥生時代、古墳時代へと受け継がれ、勾玉は日本各地へと運ばれていきました。ところが――これほど盛んだった糸魚川の翡翠加工が、5世紀を境に、まるで潮が引くようにパタリと姿を消してしまうのです。

「翡翠が採れなくなったのでは?」「仏教が伝わって使われなくなった?」――そんな声もありそうですが、じつはどれも決め手ではありません。

正解は D。「ヤマト王権による支配で、加工が奈良に集約されたため」です。

ちょうど5世紀の終わり頃は、ヤマト王権が日本列島をひとつにまとめ上げようとしていた時代。国を治めるうえで欠かせない刀剣づくりなどの重要な技術が、各地から奈良へと集められていきました。そして翡翠の玉づくりもまた、その工人ごと、奈良の橿原(かしはら)へと移されていったと考えられています。

つまり、翡翠づくりの歴史そのものが途絶えたわけではありません。その舞台が、新潟・糸魚川から奈良へと移っていった――ただそれだけのことが、糸魚川では加工がパタリと止まったように見える、というわけなのです。技術は消えず、人とともに、静かに旅をしていた。そう思うと、なんだかロマンを感じますよね。

一つの石をめぐって、縄文から古墳、そして国のかたちづくりまでが見えてくる。翡翠は、日本の歴史そのものと深く結びついた、特別な石なのです。

参考にしていただけたら嬉しいです。

#翡翠 #糸魚川翡翠 #勾玉

住所

西区みなとみらい3-3-1 三菱重工横浜ビル 1F
Yokohama, Kanagawa
2200012

営業時間

月曜日 10:30 - 18:30
火曜日 10:30 - 18:30
水曜日 10:30 - 18:30
木曜日 10:30 - 18:30
金曜日 10:30 - 18:30
土曜日 10:30 - 18:30

電話番号

+81452638351

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